死して屍引きずる者あり映画『ティル・デス』感想文
夫が重荷とはよくある表現だがこの映画の場合は繋がれた死体なのでまさしく重荷、なんだか落語のような粋なB級映画だ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
夫が重荷とはよくある表現だがこの映画の場合は繋がれた死体なのでまさしく重荷、なんだか落語のような粋なB級映画だ。
笑いナシ! 馴れ合い(ほぼ)なし! 人間ドラマは必要最低限! あるのはただひたすらアクションとサスペンス!これだよこれ、こういうスパイ映画を待ってたんだ俺は!
おもしろかった! アクションかなぁと思って観に行きましたけど違ったねこれは寓意とブラックユーモアの映画。
余裕がない状況に追い込まれた時に自分でもなんでそんな愚かなことをしたのか後から考えればわからないような不可解な行動っていうのを人間はやるじゃないですか的な映画なので感想も不可解な筆の迷いを見せてます。
今週は四本見た未体験映画の感想文。タイトルは『アクセル・フォール』『TUBE 死の脱出』『キラー・セラピー』『マーシー・ブラック』です。
あれだろたぶん韓国ノワールとか大好きな監督がそれっぽいものを日本でも作りたかったんだろどうせ。まったく薄っぺらい映画だよ!
頭のいい人は難しい話を簡単に説明するというがその映画版がこれ。で、その説明に少しの嫌味も観客を小馬鹿にしたところもないのである。いやはや傑作でありましたなぁ。
あんまり前情報を入れてほしくない映画なのでがんばってどんな内容かよくわからない感想を書きました。
こういう映画はあくまでも脳みそのマッサージっていう認識はもっと世の中にあってもいいよな。『コンフィデンスマンJP』シリーズはマッサージとして気持ちよさがあるけど映画として面白いわけではないんだよ。
ゼロ年代サブカル感覚でソフトコアAVをなんとなくジャーロ風に味付けした映画。エロいのは良いがジャーロを期待するとガッカリする。