私は金属になりたい映画『TITANE/チタン』感想文
妖しくて滑稽でエロくてグロいがその本質は案外切実な人間ドラマというわけでなかなか食えないオリジナルな映画であることは間違いない。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
妖しくて滑稽でエロくてグロいがその本質は案外切実な人間ドラマというわけでなかなか食えないオリジナルな映画であることは間違いない。
こんな映画は面白いとしか言えない。君も、夢と爆破のベイシティに遊びに来ないかい?
こんなアニメ子供向けでしょとか言い放つ脳みその凝り固まった大人のみなさん! あなたたちこそ観るべき絶対観るべきこれ!
なにやら回りくどく理屈っぽい感想になっているがロンくんが出てくるシーンは町でのお友達探しシーンを頂点に基本的に全部泣いているので俺の感想としては「泣ける」です。
たぶんホラー映画を素材にしてあえて非ホラー映画をアート的に作ろうとしたんだと思うので、そういうものとしては非常に高い完成度を持った映画であるし、そういうつもりで観ればとっても面白い。映像も音楽も超スタイリッシュだし。
このDIY映画がすごい2021大賞受賞完全決定。観ろ。
とにかくこれだけ言える。すごい映画だ。そしてヴィン・ディーゼルの乳首は決して透けない映画である。
ごく短く『グリード』がどんな映画か説明するならフェリーニの祝祭をアルトマンの皮肉で料理してスコセッシの下町感覚で客席まで運ぶような映画ってわかるようなわからない感じになってしまったがでもそんな映画なんだよ本当に。
まぁどうかと思うところは当然たくさんあるわけですけど娯楽に徹した作りは潔いしYouTuber時代の映画として興味深いし見所もたくさんあります。観よう。
どういう映画かまったくわからずどうも主演のアンソニー・ホプキンスがこれでアカデミー男優賞を取ったらしいというざっくり情報のみを手に観に行ったのだが、そうかーこういう映画かー。ネタバレ注意。