女優メルヘン怪談『累 ーかさねー』の感想(ネタバレ若干注意)
いつもの泣き推し漫画原作もの映画かと思いきやメルヘン風味もありつつの真剣女優VSもの怪談。おもしろかった(原作未読)
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
いつもの泣き推し漫画原作もの映画かと思いきやメルヘン風味もありつつの真剣女優VSもの怪談。おもしろかった(原作未読)
アクション監督サモ・ハン×客演トニー・ジャー!壮絶にわくわくな顔合わせですがストーリーは前作踏襲なのでドヘビィです。
これ面白かったなすげぇんだよ、『ダークナイト』から始まって『ダイハード3』みたいになって『デイライト』みたいになって…とにかく色々なるぞ盛りだくさん!香港特盛!
やわらかい絵にうっとり系のアートアニメと思いきやそんな甘えは許さないハードボイルドなフェミニズム映画。
『パージ』みたいにシリーズ化してほしいとちょっと思ってしまう低予算映画の鑑。
音楽が良いのとアクションが良いのとヴァイオレットとヴァイオレットとヴァイオレットが良い。ヴィランも良い。
トムがどこまで出来るかって話じゃないですよ。僕たちがトムにどこまで着いていけるかって話ですよ。僕は30分ぐらいで脱落しました。
わりとそれはどうなんだみたいなところが多かったがそこに触れるためにはネタバレせざるを得ないのでバラしつつ文句を言う嫌な感想に。いや、おもしろかったけどね。
ヴァン・ダムのナルシシズムが大いに抑制されているという点で他のヴァン・ダム映画と一線を画すヴァン・ダム的異色作。気前よく10分程度の友情出演に応じてくれたドルフが良い味出してます。
寒冷地仕様のシンプル展開の中にネイティブ・アメリカン居留地の抱える問題を凝縮、アメリカの中の異国からアメリカを炙り出すの超おもしれぇと思いました。かっこいい銃撃戦もあるし。