音楽って本当にいいものですね映画『ビルとテッドの時空旅行』感想文
面白かったんですけどやっぱ思い入れが物を言うよねーって思ったよね。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
面白かったんですけどやっぱ思い入れが物を言うよねーって思ったよね。
完成度は高いと思うが基本的に面白くない『ソラリス』のアンサー的映画。
DC映画らしくなんだかとても歪な映画。でも風刺SFとして最高。
「ネタバレ厳禁!」系の映画っていうよりはカーペンター大好き監督の作った不思議で笑えてスカッとする一風変わった西部劇っていうのが作品を評するに妥当なところなんじゃないですか。
ぶっちゃけ『ドラえもん』なんかどうよくてただひたすらに購買力のある子持ち夫婦をガッツリ獲ろうとしてんだろうなぁ。その層さえ動員できりゃ『ドラえもん』ファンなんかどうだっていいんだよ。ケッ!
全体として見れば駄菓子屋のゴミ箱みたいな映画ではあるが場面場面では斬新なアイディアがあったり美しい映像があったり迫力あるアクションがあったりアガる劇伴があったりするから最後まで結構ノリノリで面白く観ていられる。
ぶっちゃけ面白いかどうかで言ったら面白い映画ではないのでめちゃくちゃ捻くれたフェミニズムとかうつくしい出血を観たい人限定でどうぞ感あった。
UFO懐疑論者への攻撃が主目的だったので力は入っているがそのぶん映画的には面白くなかったパート1とは反対にこのパート2はめちゃくちゃいい加減な作りだが笑って観る分にはパート1より楽しめる。あと嘘みたいですがちょっとだけ感動します。
ファウンド・フッテージのアブダクション映画をモノホンとして悪いやつに売られてしまったという映画監督の話とか本人は至って真面目なアブダクション肯定派と思われるインタビュアーが「なぜ宇宙人は頻繁に地球を訪れているのにホワイトハウスには来ないのですか?」って訊いたりしてるの笑ってしまった。でも基本、ガチな映画です。
基本的に無神経な感じでネタバレも込みの感想垂れますから観る前に情報仕入れたくない! 知ったら死ぬ! だが死ぬ前に殺す! っていう人は私のためにも今すぐブラウザを閉じて映画館に直行しよう。