うんこ漏らせ映画『REVOLUTION+1』感想文
うんこを漏らすこと。もしもこの現代日本でREVOLUTIONがあり得るなら、その方法は暗殺でも焼身自殺でもない、ただうんこを漏らすことによって始まるのだ。そんなことを考えた。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
うんこを漏らすこと。もしもこの現代日本でREVOLUTIONがあり得るなら、その方法は暗殺でも焼身自殺でもない、ただうんこを漏らすことによって始まるのだ。そんなことを考えた。
スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』のアメリカ再映画化版はあまりにもエモくコミュニケーション重視でキツイところはあるのだが、とはいえ分かりやすく、そして落語的に面白いのはこちらの方。
東京大空襲証言集なのであまり面白くはないが人間力をアップさせるために観ておきたい一編。
粋だよこの映画は。長い長い映画人生の中で酸いも甘いも噛みしめた大人の粋だ。こんな粋な映画は最近とんと観ないから、何割か増しで面白く見えましたね。
変で面白い映像はたくさん入ってるから変で面白い映像が見たいなーって時にはこういうの楽しいんじゃない。でもそれぐらいだな。その程度の映画と受け止めましたね俺は。
キラキラの定番をあくまでもウェルメイドに紡ぐだけなのでクオリティは低くないが個性がなくあんまり面白くないジャニタレ系キラキラ映画でした。
脚本家が畑違いの古沢良太ということで不安視する声も公開前にはあったが蓋を開けてみれば「あの頃の」映画ドラえもんにもっとも近い新映画ドラえもん。かつての映画ドラえもんと同じように上映時間98分のプログラム・ピクチャーとして面白く観たので、考えることは色々あるがとくに不満とかはない。
面白かったけど前作『ザ・スクエア』がなまじ強烈な映画だったものだからその後ではさすがに…ってなる。
脳の誤解と錯覚の生み出した儚い美しさに時に支えられて、時に突き動かされてしか生きていけない人間の愚かしさを、スクリーンを通して肯定する。そんな映画を映画館で目にしては、見事の一言しか言うべきことはやはりないのだ。
開始5分と経たずに最初の睡眠に入ってるので良いとか悪いとか判断できる状態では到底ない感想文。