時代に抗う映画『窓ぎわのトットちゃん』感想文

さすが映画ドラえもんリメイクシリーズの中で唯一オリジナルを超えたと俺が何様目線で認定している『のび太の新・日本誕生』の八鍬監督の作、今回も力作でしたなぁ。

純愛キラキラ特攻隊映画『あの花が咲く丘で、きみとまた出会えたら。』感想文(ネタバレあり)

ストーリーはしっかりしているし演技にも映像にも安っぽさはない。女子高生と特攻隊員の恋愛という珍奇な設定からキワモノ映画とか右翼映画みたいに思われてしまいがちだが、これはなかなか真面目によくできた反戦キラキラ映画の佳作じゃあないだろうか。

敗戦日本のTHE HOLLOW MEN映画『ほかげ』感想文

こわれた人々のうつろな芝居、低予算を逆手に取った作劇、美術も照明もすばらしい。なにより、戦争が終わった後の未だ闇の中にある時間に焦点を当てる生真面目さというかウソのなさにグッとくる。イイ映画だと思います。

ナチ兵殺すだけ映画『SISU/シス 不死身の男』感想文

寝ても起きてもアクションアクションアクション、殺し殺し殺し、ナチ死ねナチ死ねナチ死ね。それで飽きないという人なら面白く観られることは間違いないと思われます。

特集上映「セルゲイ・ロズニツァ《戦争と正義》」感想文

ロズニツァ映画を! 2本立てで!? 3時間超えは当たり前な気がしているロズニツァ映画をそんな何本も観れないよと予告編を見たときにはうろたえたが大丈夫今回のロズニツァ映画は2本とも観客にやさしい上映時間約100分。見ようロズニツァ、浴びよう戦争!

戦争ファニーゲーム映画『世界が引き裂かれる時/クロンダイク』感想文

長回しの多用しすぎによりかなり眠くなる映画ではあると素直に書いておくが、最初と最後だけ観ても面白かったのでイイ映画には違いない。