《未体験ゾーンの映画たち2023》第1週感想文!(『VIRUS/ウィルス:32』ほか5本)
たぶん一週目で一番面白かったやつを見逃しました。こういうことがあるから油断ならない未体験映画です。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
たぶん一週目で一番面白かったやつを見逃しました。こういうことがあるから油断ならない未体験映画です。
ストーリーがどうとかメッセージ性がどうとかカメラワークだの照明だのがどうとかと言う前に、これは舞台劇ではなく映画なのだから、まずはちゃんとリアルにその時代その状況の人に見える顔とか衣装を作らないとダメなんじゃないだろうか。
音もなく糸が切れた人形のように死んでいく人々と人肌を感じさせないメカニカルな特殊部隊の所作、突然始まりあっけなく終わる銃撃戦、真実を見失って下水の闇に逃げ込む男…なんとも渋いミリタリー・ノワールの佳作。
一本の映画としては案外あっさりした旅行記のような作りで物足りなさを感じるところもないでもないが、でもドンバスの風景とかドンバス住民の声なんてまず日本の主流メディアには(ネットも含めて)流れないから、今観る価値は非常にありありな作品だと思います。
仕事帰りにちょっと一本映画観て帰るかと思い立った時にちょうどいい上映時間92分。92分で戦争アクションも魔女魔女怪異もいっぱい観られるわけですから誠にお得。
直接的に描かれているのはドンバスの親ロシア派勢力支配地域だが批判の矛先はそれを通して像を結ぶプーチン体制。嘘ばかりついていると身を滅ぼすぞというたいへん教育的なコメディでした。
声優一新前の旧映画ドラえもん25作を超主観的にランキング!順位を付けるのが超難しかったベストテンです!
ウクライナ映画なんかそもそも本数が入ってこないので観た記憶が全然ないが映画がそんなに作られていないというわけではなくむしろかなりレベルが高いことがこの二本でよくわかったので、今後もウクライナ映画の輸入、よろしくお願いします。
こういう映画はシネコンで観ちゃいかんよ。ミニシアターか名画座で観ましょう。やってるか知りませんが。
Netflix映画らしい鬱々系ミリタリーアクションSFだが終末感がものすごくノオミ・ラパスの失意芝居も魅せる結構な佳作。