文化は国境を越える映画『ボルテスV レガシー』感想文
洗練と引き換えに欧米の映画が失ってしまったアツさがここにはある。人々の分断などやすやすと乗り越える文化のパワーがここにはある。そんなに面白くはないが、これは実に得がたい体験のできる映画であると断言したいッ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
洗練と引き換えに欧米の映画が失ってしまったアツさがここにはある。人々の分断などやすやすと乗り越える文化のパワーがここにはある。そんなに面白くはないが、これは実に得がたい体験のできる映画であると断言したいッ!
ゾンビの出てこない『ゾンビ』みたいなやつ。面白そうだったが看板倒れ感あり。
誰が観てもきっと面白いウェルメイドな娯楽作に仕上がってはいると思うが、「エイリアン」の名前を冠してそんな日高屋みたいな作品を出されてもな…みたいな。
いや~世間はフェスで盛り上がってるみたいですね~! こんなに世間がフェスで盛り上がってるなら俺も飛び込み参加せずにはいられないぜ! え? なんのフェスかって? 決まってるだろ! 「ありがとうブルース! 不死身の男フェス」だよ!
病気ヒューマンドラマと考えれば悪くはないがエンドロールでニーナ・シモンを流せばなんか作品に風格が出る的な安直演出はいい加減にやめろ。
これだけ愛を感じる映画ならもはや面白いとかつまんないとかどうでもいいのでどうでもいいです。イイ映画だ。イイオタク映画だった。
自主映画祭「第四世界」に今回も行ってきたので感想書く!短編映画12本分も!!
面白い映画だった。面白い映画だったけれども決してよくできた映画ではないし、『マッドマックス』が完全にハリウッド商品化したことがわかってしまってなんだか切ない。
ハリウッド映画の(たぶん)穴埋めでこんな素敵な映画がかかるんならハリウッドにはもうずっとストライキやっててほしいと思わされる、よきクラシカルB級時間SFでございました。
メジャーな堤幸彦映画も『天空の蜂』などは傑作だし別に悪くはないが、やはり堤幸彦の本質的な面白さはこういう実験映画にこそ表れる。変で面白かったです。