B級貫徹映画『ザ・ガーディアン/守護者』感想文
ヤクザ/ギャングものB級アクションのベタそれ一つを貫徹する。それがこの映画というわけで昨今のベタベタ韓国娯楽映画に胃がお疲れ気味の俺としてはこれはとても好ましいものと映った。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ヤクザ/ギャングものB級アクションのベタそれ一つを貫徹する。それがこの映画というわけで昨今のベタベタ韓国娯楽映画に胃がお疲れ気味の俺としてはこれはとても好ましいものと映った。
悪夢のような、というか悪夢そのものの映画だが、だからこそつまらない現実を忘れさせてくれるその悪夢にいつまでもうなされていたくなる、俺にとってはそんな映画でありましたね。激押し。
エリセの時代はもう終わった。だからこそエリセが今あたらしく映画を撮ったことに、まったくしょうがねぇなと思いながら、ちょっと嬉しくなってしまうのだ。
映画が始まって30分経っても40分経っても人が面白く死なないホラー映画なんてダメだろうとか思うのだが、ワカモン世代にはとても好評なようです。
こんなシロモノの感想を書いてもしょうがないんじゃないかという気もするのだが今後日本の映画館で上映される可能性はまず無いと思われるので、一応観た人間の一人として記録に残しておくかという気になった。
ということで未体験2024、3週目なわけですが…今週の上映作はなんと未体験史上最多なのではないかこれは、旧作2本も含めて7本です。3本しか観てませんが。
こういう映画はいいものだ。実にいい。いや、映画っていうかコンドル拳っていうワードセンスの時点で既にイイのでそう書かれている映画サイトのあらすじを見た時点でもう負けてた。
The Greatest Hitsというだけあってセットリストが全部ヒット曲!正式タイトルが長すぎると思うがサイコーのPSBライブ映画でした!
なんだかとんでもない映画と評判だが…これはいつものランティモス映画からいくぶん毒や個性を薄めたような、むしろ普通寄りの映画じゃないだろうか?
『キラー・マネキン』というタイトルだからマネキンが人を殺す映画だろう。いいではないか。マネキン殺人といえばカルトホラー『デビルズ・ゾーン』である。これもそんな映画なのかなと思ったが…。