シーシュポスの水映画『水俣曼荼羅』感想文
水俣病の映画というよりは原一男が現地に20年間通い続けて見てきた水俣(周辺)と水俣病の人たちの映画という感じ。不思議と元気の出る映画です(とか言うと変ですが)
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
水俣病の映画というよりは原一男が現地に20年間通い続けて見てきた水俣(周辺)と水俣病の人たちの映画という感じ。不思議と元気の出る映画です(とか言うと変ですが)
微笑ましい音楽青春映画としてはそれなりに楽しかったですけどだいぶサントラ負けしてるような気がする。
シナリオから演技から音声・音響まで、思ったよりだいぶ丁寧に作り込まれたイイ映画だった。
金曜のレイトショーで観るときに満足度がプラス30点ぐらい加算される映画だなこれは。なんかリゾーティ~な浜辺でトムハとシンビオートがまったり夕陽を眺める癒やしのシーンもありますしね。なにその平和感と昭和漫画感!
かなり今更の感もあるがまだまだコロナ禍の真っ最中!ということでステイホーム支援のここ数年で面白かったホラー映画100本リスト!オミクロンの脅威はホラーで乗り切れ!
この感想文は完全に俺のために書かれているので映画のネタバレとかふつうにしますし基本可読性とかぜんぜん考えてません。あとネタバレはこの映画だけじゃなくて『天気の子』にも及んでます。わかった上で読みたいやつだけ読め。
家族ホラーとかつまんねぇなっていつも思ってますがこれはわりと文句なしに面白かったです。
配信オンリー映画らしい安さが逆に良さになっているアメリカ名物「こんなお隣さんはイヤだ!」映画の最新版。
『ズートピア』はシナリオも舞台設定もキャラクターもユーモアもアクションも最高レベルに最高だったのになんで同じ監督脚本で『ズートピア』にあった面白要素の全てが存在しないこんな淡泊な日常系映画みたいのが出てくるんだよ。
職人仕事の映画なんじゃないですかねこれは。アクションありコメディありサスペンスあり人情ドラマありの盛り盛りフル装備でも雑味なしみたいな。そういうものとして全然悪くはなかったと思う。