介助戦争映画『こんな夜更けにバナナかよ』感想
『愛しき実話』のサブタイがいかにも観る気を削ぐが、意外や苛烈な介助のリアルを容赦なく描き出す社会派映画。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
『愛しき実話』のサブタイがいかにも観る気を削ぐが、意外や苛烈な介助のリアルを容赦なく描き出す社会派映画。
一応面白かったと先に書いておきますけど完璧にガンダム童貞の感想なのでガノタ的な人は読んではいけない。
絶望的カオス状況にわかるわかると頷きながら誰一人感情移入できないノワール感がよかった。誘拐されるガキまで憎たらしくて可哀想になったりしないからガチ。
ソリッドシチュエーションものと思わせておいて劇的にエモいアーミー・ハマーに何かが濡れるウェットな砂漠ひとりメロドラマ。
カットが懸念されていた食品アレルギー場面ですが無事ノーカットです。でもガキも見る映画なんだから説明ぐらいはすべきでは…アナーキーで面白いけれども。
わぁいジェリー・ブラッカイマー製作の超愛国主義的共和党アクションだ!の期待はわりと真面目に面白い映画だっため裏切られた。
こういうの見ていて困るので普通の役者使ってやってくれっておもう。演技がダメとかじゃないんだよそういうことじゃないんだよ。
2018年最強ババァ映画候補。最高戦場映画候補でもあるのではないか。
70年代だったらきっと『パニック・イン・デトロイト』のタイトルになっていたパニック映画的密室サスペンス。戦慄しまくり。
50点満点中の120点とそんな戸愚呂弟のような感想の漏れる快作B級片。戸愚呂兄弟もB級妖怪だったが魅力に溢れていたでしょうが!