大韓民国大暴力祭映画『ハント』(2023)感想文
この圧倒的不毛。そうだそうだ、これこそがコリアン・ノワールだ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
この圧倒的不毛。そうだそうだ、これこそがコリアン・ノワールだ!
ウェルメイドだから観ている間は退屈しないだろうが、それとは別の意味でつまんない映画だなぁって思った。
クサい! もう一本! なんだか八名信夫のような表情でそう言いたくなってしまう原田眞人の最新作でした。
こんな筋書きの映画はビデオ屋のアクションコーナーにビデオスルーで入ってくるB級アクションで何度観たかわからないのでとくに感想もないです。
こわくなかった。世に言うところのジャンプスケア訳してびっくらかしを使いすぎとの声もあるが問題の本質はどうもそこではないような気がする。
おおなんとこれはネコチャン目線のネコチャン映画! と冒頭シーンを見て前のめりになったがその後普通に飼い主少女のドラマが入ってきた。まぁでも、ネコチャンのお芝居にオマケとして爽やかな女児の成長ドラマが付いてくるのだと思えば断然お買い得パック。
うひゃひゃこりゃおもしろい、『トレマーズ』以来のどうぶつパニック・アクション・コメディの傑作だな!(中盤までの感想)
ちょっとハンカチを借りていいかな。なんですかこれは。感動作じゃないですか。幸福の科学の映画なのに…感動作じゃないですか!!! もちろん劇場では誰一人泣いてなどいなかったのだが…。
たぶん想像の三倍は仲が悪い険悪姉弟によるちっとも笑えないがち姉弟げんかの映画でした。なかなか変で見応えある。うん、そういうことにしとこう。
レースシーンが映像も音響も迫力あって面白かったです。面白かったんですがなんか物足りない、なにかが物足りない。たぶんドラマ性が希薄だからじゃないだろうか。