キム・サンホを愛でる『焼肉ドラゴン』感想文
俺たちの韓流スタァ、キム・サンホの姿を127分ものあいだ見ていられるというだけで充分じゃないですか!充分でしょうよ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
俺たちの韓流スタァ、キム・サンホの姿を127分ものあいだ見ていられるというだけで充分じゃないですか!充分でしょうよ!
エチュード的なというかプライベートフィルム的なというかなんだか知らんが変な映画なんだよこれが。
ニコケイが!ニコケイがぁぁぁ!セルブレが!セルブレがぁぁぁ!逆噴射してしまう家庭崩壊バイオレンスコメディです。
『ルーム』のアナザーサイドみたいな映画ですがあっちとはまた別種の嫌な汗かきまくり。キュートな装いで近づいて刺してくるタイプ。
定年オッサンの自分を探せない自分探しムービー。
映画の中のキム・ミニは世界でいちばんうつくしいお嬢様に見えたので、それは虚像なのであるが、ミューズというのはこういう人を言うのだ。
映画は面白かったんですけど俺のデッドプールはたぶんここで終わったから感想もなんか終わってます。
寂しいんだよ!俺は寂しいんだよ!俺の夜はひとりぼっちなんだよ!…と言っているかどうかは知らないが、そんな是枝裕和の叫びが聞こえてくるかのような孤独巨編。
人間の下らなさを嗤う黒ジョークだらけの人でなしサスペンス。おもしろいおもしろい。
ギャグとシリアスとかコントとアートとかそのへんの境界がぼやぼやしている上に監督のキャラが無駄に濃かったので極めてあやしい映画体験になりました。