急行映画『オクス駅お化け』感想文
こわくなかった。世に言うところのジャンプスケア訳してびっくらかしを使いすぎとの声もあるが問題の本質はどうもそこではないような気がする。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
こわくなかった。世に言うところのジャンプスケア訳してびっくらかしを使いすぎとの声もあるが問題の本質はどうもそこではないような気がする。
おおなんとこれはネコチャン目線のネコチャン映画! と冒頭シーンを見て前のめりになったがその後普通に飼い主少女のドラマが入ってきた。まぁでも、ネコチャンのお芝居にオマケとして爽やかな女児の成長ドラマが付いてくるのだと思えば断然お買い得パック。
うひゃひゃこりゃおもしろい、『トレマーズ』以来のどうぶつパニック・アクション・コメディの傑作だな!(中盤までの感想)
ちょっとハンカチを借りていいかな。なんですかこれは。感動作じゃないですか。幸福の科学の映画なのに…感動作じゃないですか!!! もちろん劇場では誰一人泣いてなどいなかったのだが…。
たぶん想像の三倍は仲が悪い険悪姉弟によるちっとも笑えないがち姉弟げんかの映画でした。なかなか変で見応えある。うん、そういうことにしとこう。
レースシーンが映像も音響も迫力あって面白かったです。面白かったんですがなんか物足りない、なにかが物足りない。たぶんドラマ性が希薄だからじゃないだろうか。
こんなどうでもいい話があるかよ。まぁ現にあるわけだが…とにかくどうでもいい金持ち白人の人生相談映画でした!
これから観に行く人はこれは血みどろホラーじゃなくていささか気迫がなく淡泊なジャック・オーディアールの映画なんだと思った方がよいと思いますという映画でした。
まぁ深いこと考えずともパロディとジョークいっぱいでたのしいたのしい、案外ピザとカワバンガの出番は少なくスプリンター先生がせっかく用意してくれた大量のピザを無視するなどのお前ら先生に土下座しろシーンなどもあるが、タートルではいや違う違うトータルではとてもよい映画であったからみんな観なさい。
相当に急ハンドルを切ってきてるので全二作の明るくて華やかな感じが好きだったという人はガッカリな映画かもしれないが、B級ホラーっぽくて俺は楽しめた。こういうのが撮れるんならブラナーにはポアロから離れて『そして誰もいなくなった』の方を撮ってほしい。