ジュブナイル怪奇映画『“それ”がいる森』感想文(”それ”のネタバレなし)
森の中に「それ」の「あれ」が姿を現した瞬間「はぁ?」ってなるか「おぉ!」ってなるかがおそらくこの映画の評価の分かれ目。まぁ「はぁ?」っていう気持ちもわからなくはありませんが、意図してかせずかあの異物感をスクリーンに現出させてくれたことに対して俺はやっぱり「おぉ!」と思ってしまいましたなぁ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
森の中に「それ」の「あれ」が姿を現した瞬間「はぁ?」ってなるか「おぉ!」ってなるかがおそらくこの映画の評価の分かれ目。まぁ「はぁ?」っていう気持ちもわからなくはありませんが、意図してかせずかあの異物感をスクリーンに現出させてくれたことに対して俺はやっぱり「おぉ!」と思ってしまいましたなぁ。
児童向けの映画として割り切って観るならなんかキラキラしたシーンとかあるしまぁ悪くないんじゃないのとは思わなくもないが、正直、SF映画としては、っていうかSF映画としてじゃなくてもかなり退屈な映画だった。
お子様向けのサマームービーとしてはまぁ悪くないんじゃないの? ぐらいなところで、『アルキメデスの大戦』で急騰した俺の中の山崎貴株が急落する映画だった。
こんな映画は面白いとしか言えない。君も、夢と爆破のベイシティに遊びに来ないかい?
ぬるい! ぬるすぎる! ぬるすぎるがゆえに、こんな映画もまぁいいかと思えてしまうという意味で、なかなかゴージャスな映画であった。
こういう映画はあくまでも脳みそのマッサージっていう認識はもっと世の中にあってもいいよな。『コンフィデンスマンJP』シリーズはマッサージとして気持ちよさがあるけど映画として面白いわけではないんだよ。
こんなアニメ子供向けでしょとか言い放つ脳みその凝り固まった大人のみなさん! あなたたちこそ観るべき絶対観るべきこれ!
この感想文は完全に俺のために書かれているので映画のネタバレとかふつうにしますし基本可読性とかぜんぜん考えてません。あとネタバレはこの映画だけじゃなくて『天気の子』にも及んでます。わかった上で読みたいやつだけ読め。
これはむしろ映画というよりも忍者! 忍者なのだ!!!
日本版『CUBE』最高。今年一番観終わってエキサイトした映画だった。