壁の中の時間−俺の俺による俺のためのルチオ・フルチ覚書
忘れられたわけでは決してないが少なくとも日本では正当に評価されたわけでも決してないルチオ・フルチを今、再評価する時が来たんじゃないだろうか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
忘れられたわけでは決してないが少なくとも日本では正当に評価されたわけでも決してないルチオ・フルチを今、再評価する時が来たんじゃないだろうか。
拾った野生児のファウンドフッテージとかいう作品の根幹を成すアイディアの下らなさとはずいぶん不釣り合いな社会派っぷり。なかなか食えない映画であった。
だいぶわけわからんが観終わった後は新コロ禍の憂さをだいたい40分ぐらいは忘れさせてくれたので楽しい映画であったことは確か。
大人になるって悲しいね。俺なんでハリウッドの偉いやつらがやたら映画をカットしようとするのかちょっとわかってしまいましたよ。
「種の保存」というのは要するにフルチの『荒野の処刑』のことですという怪説。
最近流行ってる東ドイツものの一本。ミュージシャンと付き合うとろくなことがないという映画でもある。
洋画輸入大国の日本においてリアルタイムで配給の手からこぼれる作品ってやっぱこぼれるだけの理由があるんじゃないかな的なやつ。
幸福映画というよりはB級豪華芸能人キャストで見る現代右派政党ガイド。なにか、味わい深さと芸能界の業を同時に感じる。
どういう映画かまったくわからずどうも主演のアンソニー・ホプキンスがこれでアカデミー男優賞を取ったらしいというざっくり情報のみを手に観に行ったのだが、そうかーこういう映画かー。ネタバレ注意。
名画座に通ってたらなんかムカついてきた。