withコロナ映画『破壊の日』感想文(途中からネタバレあり)
少なくとも劇場公開される映画ではたぶん類似作のないオリジナルな映画、映画というか実験、実験というか批評的パフォーマンス・アートとして非常に興味深い作品だった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
少なくとも劇場公開される映画ではたぶん類似作のないオリジナルな映画、映画というか実験、実験というか批評的パフォーマンス・アートとして非常に興味深い作品だった。
歌って踊ってみんな幸せ! イケない心、ちょーだいされましたっ! 黒沢清(偽)も出てくるよ!
それは美談にしてしまって大丈夫なのかと少し心配になるぐらいかなり色んな法律違反をしているが驚きの実話。雁かわいいし自然風景に圧倒されるので全部許す。
『ザ・ダーク』ネタをちょっとイイ話に転がす社会派映画なんかたぶんこの映画の他には現世に存在しないですしそもそも発想として出てこないですから、いろいろどうかと思うところもありましたがユニークで面白かったです。
それなりに面白くは観たがもっとハッピーでバカでアゲアゲなやつを勝手に期待してしまっていたので案外シリアス寄りの展開になんか気分が沈む。
なんだか教科書のような実録映画だったのでフランソワ・オゾンの映画なんかほとんど観ていない俺でもまさかオゾンの映画が教科書になる(なってない)日が来るなんてと思ったりするのだった。義務教育教材にするべき。
どうでもいいじゃないですかシモキタ演劇人の一人や二人どう生きようが、どう恋に失敗しようが成功しようが。そんなの好きにやりゃいいじゃんとしか思えないよ。
今アメリカではこういうキラキラ映画がウケてるらしいですよ。キラキラ映画の権利元はアメリカの会社にリメイク権とか売りつければ一儲けできるんじゃないだろうか。
せっかくのゲーム的設定があまり活かされないのはもったいないなぁと思うがまぁ、ロシアな異世界を味わう映画ということで。わりと面白かったです。
イイ映画だと思いますが俺とは決定的に住む世界が違い過ぎた。そういう映画も世の中にはあるから仕方が無いね卍LINE!