ジェンダーフリー殺人事件映画『ポゼッサー』感想文
ぶっちゃけ面白いかどうかで言ったら面白い映画ではないのでめちゃくちゃ捻くれたフェミニズムとかうつくしい出血を観たい人限定でどうぞ感あった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ぶっちゃけ面白いかどうかで言ったら面白い映画ではないのでめちゃくちゃ捻くれたフェミニズムとかうつくしい出血を観たい人限定でどうぞ感あった。
UFO懐疑論者への攻撃が主目的だったので力は入っているがそのぶん映画的には面白くなかったパート1とは反対にこのパート2はめちゃくちゃいい加減な作りだが笑って観る分にはパート1より楽しめる。あと嘘みたいですがちょっとだけ感動します。
面白い映画ではあったんですけどトータルの印象としてはテレビの2時間サスペンスの拡大版に結局は収まってしまったなぁという感じ。
面白かったけれどもなんだか空虚な映画であったな。都市は空虚で人も空虚、映画も空虚でXVIDEOSだって空虚です。
ちゃんと原作があるしキラキラ映画の定石を押さえた作りにも関わらずキラキラを押しのけて宣伝臭がすごい、そして郷土愛、いやむしろ郷土ナショナリズムと呼ぶべき色が…濃すぎる!鬼郷土宣伝映画でした!
暗殺は時代を映す鏡。編集もアップテンポでスリリングだしちょっとしたユーモアも交えて21世紀の怪事件の顛末と現代社会の暗部が楽しく学べる面白い報道ドキュメンタリーでした。
知的障害ありASD者に固有の社会生活の困難を具体的に描きつつも普遍的な人間群像になってるところが素晴らしい。名作。
おいおいこんなことを2時間もかけてやってたのかよ~とは口が裂けても言えない睡眠鑑賞者であったが(言えないので書きました)、そんなショボイことに命を張る人間もおるんだよ的な路傍のノワール美学にはやはりシビれる。
どうでもいいんだよ。お前らの人生どうでもいい。タワマンの非人間性を美しく切り取った映像を観ていたらこっちまで非人間的になってしまった。やっぱ、タワマンなんか住むもんじゃないすよ。アパート住め。
やっぱこういうのが面白いんです。主に女の人向けの恋愛映画だからと作り手が勝手に忖度してノンバイオレンスにするのはもうやめて、これからは『きみの眼が問いかけている』を見習って軽はずみなバイオレンスであるとか主人公の超設定に根ざした超展開などをガンガン邦画の恋愛映画にも盛り込んでもらいたいものです。