笑うに笑えない『アメリカン・アニマルズ』感想文
ものすごいどうでもいい理由でなんとなく強盗計画が出来上がってっていつの間にか誰も引き返せなくなってる感じ、すごく青春。この情けない青春はちょっと沁みてしまう。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ものすごいどうでもいい理由でなんとなく強盗計画が出来上がってっていつの間にか誰も引き返せなくなってる感じ、すごく青春。この情けない青春はちょっと沁みてしまう。
フジテレビドラマのセンスは最先端すぎてぼくは着いて行けませんでした。フジテレビすげー。劇場版でもそのセンス貫くのすげー。なおドラマ未見。
単純チープに見えて案外一筋縄ではいかないV級映画だ。超面白かったとまで言うとさすがに嘘になるのでV面白かったと言うに留めておきますが、推す。
現れる時は泣いているくせに獲物を捕捉すると水辺まで力ずくで引きずってって鬼の形相で溺死させるラ・ヨローナ、キャラが立っていて良い。
主人公の実家のあるロングアイランドと女子スケボーチーム“スケートキッチン”が根城にしているマンハッタンの距離感が掴めなかったのでグーグルに聞くと熊谷から池袋ぐらいでした。郊外生活に嫌気が差して池袋に出入りするようになった埼玉の女子高生の話だったのか!違うけど最高!
女性ババァ最高裁判事の伝記ドキュメンタリーと聞けばめっちゃニッチじゃんと反射的に考えてしまうが、わりと人を選ばない感じの面白い映画でした。
オリジナリティとか新味とかそんなものはミジンコほどもないがオタクの好きなあんな映画こんな映画から美味しいところだけつまみ食いしたジャンル映画の贅沢ビュッフェ。ちゃんとスイーツ女子男子の口なんかにも合うようマイルドに調整済み。
寝ないで観たのに内容が頭に入ってこなかった映画と観たことをすっかり忘れていた映画の感想を二本立てスタイルでお届け。ドキュメンタリー『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』とアガサ・クリスティ原作ミステリー『アガサ・クリスティ ねじれた家』です。
まぁ人生たぶんなんとかなりますから大丈夫。10連休による給与減でメンタル崩壊の危機にあった非正規雇用の時給労働者としては少しだけ救われた気になる映画体験であった。
北アイルランド問題を扱った映画として大変面白かったし、ジャッキー映画としても面白いんだからよくできた映画だ。結局政治の駒でしかない人々の悲哀も正面から描いて、苦い苦い後味を残すあたりも作り手の本気を感じて大変よかったです。