英雄はたいへん映画『リチャード・ジュエル』感想文(ゆる検証付き)

面白かったがアメリカ映画にとっての実話は神話と同義っていうの、もっとちゃんと広まればいいなぁとかも思ったりする映画(騒動)体験でしたね。あと脚本書いたビリー・レイはいろいろ反省しろ。

映画『記憶屋 ーあなたを忘れないー』忘却感想文(途中から忘却注意)

おもしろいなぁ、かずはじめの『MIND ASSASSIN』は。いつのまにか『MIND ASSASSIN』の感想になっちゃった。あれ、ぼくなんか映画観ましたっけ? 思い出せない…ただ、面白くなかったことは覚えている…。

渋々ノワール『マザーレス・ブルックリン』感想文

タイトルからして最高である。『マザーレス・ブルックリン』ときましたよ。こう、なんとなく反対側ロサンゼルスと対になるような! 陽光降り注ぐ開放的なロスに対して薄暗くて孤独なブルックリンですよ! これはもう中二中二と人々から後ろ指を指されてもマイ邦題『ブルックリンは母はねぇ』に決定じゃないですか!

極私的2019年映画ベスト10!

2019年も面白い映画ばかりだったので例年そうですが選ぶの難儀、最終的にベストっていうかこれ面白かったけどあんま観られてないっぽいのでもっと観られてくれ的な政治的判断が働き流行語大賞のようになってしまっている。

映画非感想『パラサイト 半地下の家族』(ネタなし注意)

先行上映だからかもしれないが本編前に監督ポン・ジュノ直々に「ネタバレしないでね」のメッセージを客に投げつける映像が入っていたのでここは作り手の意志を尊重して完全ネタバレなし仕様で感想。一言しか内容について書いてない。

血の出ない殺人映画『テッド・バンディ』感想文

担当判事ジョン・マルコヴィッチが裁判をショウ化しようとするバンディの奇行を冷めた目で眺めるの、可笑しかった。そういう目で見る映画だったんだろうと思う。

クリスマスホラー映画10本観たから感想書く2019

例年この時期になるとクリスマスホラーを一人でたくさん観て世間に文字の形をした血を吐きかける奇祭を執り行っているのですが今年も何か劇的な予定が入ることとかなかったので10本観て吐きました。

超絶惜しい映画『屍人荘の殺人』感想文(途中からネタバレあり注意)

ものすごく呆れる。ものすごくバカなんじゃないかと思う。ものすごくどうしようもないと思うがしかし、しかし…ものすごく嫌いになれないし、ものすごく感心させられるところもある映画でもあった。少なくともあの殺人トリックは他に類を見ない。

サイキックバトル映画『ドクター・スリープ』感想文

ほんの9年前まで典型的なJホラーフォロワーの超々低予算自主映画みたいのを撮っていた新人監督がいつの間にかこんな大作撮るところまで来てしまったんだからハリウッドというのは何が起こるかわからないところです。