極限戦闘映画『デンジャー・クロース 極限着弾』感想文
いかにも安っぽいオープニングに頭の中のB級スイッチが入りかけるが、ところがどっこいそこから先は一言で言うならばベトナム戦争版『ブラックホーク・ダウン』。傑作。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
いかにも安っぽいオープニングに頭の中のB級スイッチが入りかけるが、ところがどっこいそこから先は一言で言うならばベトナム戦争版『ブラックホーク・ダウン』。傑作。
SFがどうとか、近未来がどうとか、エイリアンがどうとか、そんなものは客寄せの装飾のようなもので、その下にある「ロシア」の凄まじさにヤラれてしまう大虐殺SF。
このテンプレ合衆国アクションと無自覚的な愛国的合衆国批判の融合がつまらないというのならいったいどんな映画が面白い映画といえるのかというぐらいにはお気に入った。アカデミー賞100個あげたい。
2020年上半期オモシロSF映画ランキングを作るなら間違いなく『アップグレード』の対抗馬。俺は『アップグレード』より面白いと思いましたよ、数多ある『ロボコップ』フォロワー映画の中でも屈指の傑作と言いたいぐらいに。
ひたすら厳しかった。タチコマはかわいかった。
『GONIN』とか、『ブレードランナー』とか、『ブレードランナー2049』とか、『狩人の夜』とか、あとまぁ『ターミネーター2』とか…を彷彿とさせる、このままじゃ終われねぇよ精神の名作群に連なる傑作、とまで言い切ってしまうと大げさに言い過ぎなような気もするのでとにかく面白い底辺コリアン・SFノワールなのでみんな観てくださいね、ぐらいに留めておく。
面白いのにつまらない! なんだか矛楯しているようですがでもあるじゃんそういうの! あるでしょ? 愛してるけどセックスしたくないとか、不味いけどつい食べちゃうとか、そういう感情と行動の矛楯みたいのってあるじゃないですか…俺の『タイラー・レイク』体験、それ。
ゾンビ映画を観るしかない。今観るゾンビ映画は絶対に平時よりも面白い。新コロが猛威を振るっている今こそゾンビ映画を観るべきなのだしゾンビ映画に学んで行動変容すべきなのだ!というわけでアマプラ見放題で観られるゾンビ映画の面白かったやつ12本選出。巣ごもりのお供にどうぞ。
女性主人公の変形西部劇構造はコーエン兄弟の『トゥルー・グリット』、アボリジニの青年とのロードムービー的な側面は『WALKABOUT 美しき冒険旅行』、と言っている人がいてなるほどと思ったが、俺としてはそれに加えて「最初っから特別完全版の『地獄の黙示録』」と言いたい。
ヒーロー映画的な面白さとしては普通、とにかく普通としか言いようがないのだが、面白さとは別に好感を抱くポイントが多い映画でした。