君もファシストになれる映画『ちいさな独裁者』感想文
うん、気分悪ぃ! この気分の悪さはできるだけ多くの人に感じてもらいたいので詳細は書きませんが、凡庸な悪VS凡庸な悪って感じで糞でした! もちろん良い意味でね!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
うん、気分悪ぃ! この気分の悪さはできるだけ多くの人に感じてもらいたいので詳細は書きませんが、凡庸な悪VS凡庸な悪って感じで糞でした! もちろん良い意味でね!
『ラ・ラ・ランド』とは裏表の関係にあるような『鉄男』+『惑星ソラリス』という見方。
色々と見ていて痛いが、ロブ・シモンセンのミニマムな音楽は捻りがあって耳に楽し。アルトマン風のカメラワークは目に楽し。仄かなひねくれユーモアが終始漂うおもしろい映画でありました。
いかにも社会派然とした映画なんだろうなぁというのが予告編を観ての印象だったからリアル系戦争アクションな作りが意外だったりした。
衣装とかセットが目に楽し。お話単純だから頭使わないで壮麗な王室美術を楽しんでくれみたいな気楽な映画、と見せかけて現代英国批判。
現代美術専門の森美術館の常設シアターでは展覧会とは別にいつもなんか映像作品を上映しているが、あそこで流れているようなやつです。テーマ曲のマゼランの歌は最強。
ゆかいに笑える啓発&実録映画っぽいがなにかゴニョっとしたものが残るのだった。
『愛しき実話』のサブタイがいかにも観る気を削ぐが、意外や苛烈な介助のリアルを容赦なく描き出す社会派映画。
作りは飛び道具なしの王道コスチューム・プレイなのに漂う濃厚なUKロック臭。エル・ファニングが詩を読むところなんて伴奏がないだけであれはロック。
主人公ビリー・ムーアの主観として物語が進んでいく映画なのでリアル前科者キャスト&リアル刑務所ロケの効果たるや半端なく胃袋を握りつぶされるような臨場感。すごいぞ!