ホアキン爆走映画『ドント・ウォーリー』感想文

まぁ人生たぶんなんとかなりますから大丈夫。10連休による給与減でメンタル崩壊の危機にあった非正規雇用の時給労働者としては少しだけ救われた気になる映画体験であった。

旅行行きたい映画『バースデー・ワンダーランド』感想文(ネタバレなし)

繊細な日常描写と生活者の視点は相変わらずの原恵一イズム。ルソーやグランマ・モーゼスっぽい感じもある素朴派絵画的な色彩と構図の力強さといいデザイン:イリヤ・クブシノブのキャラクターたちの醒めた存在感といい、いやこれは傑作だったなぁ。

バートン版『ダンボ』を観た!(微ネタバレ注意)

遊園地、見世物(サーカス)、フリークス、孤独な悪役、色の乱舞、チャイルディッシュな悪意の発露…バートン映画的な要素がいっぱい。バートンこれで完全復活だ。

着ぐるみ映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』感想

こんなもん誰が観るかよと予告編が映画館に流れ始めた半年ぐらい前からずっと思ってましたが結果的に観てしまいましたし結果的におもしろかったです。びっくり。

ディープ沖縄映画『洗骨』感想文

静かに攻撃的なショットがのんびりムードの中にいくつもあって、安易な泣かせなんかには一切走らない非常に乾いた家族ドラマでもあって、こんな映画とは全然思わなかったので驚いた。面白かった。

映画『がっこうぐらし!』がラストアイドル・オブ・アスだった感想

率直に言って出演アイドルたちのフェミニンな存在感とかグループアイドル的な関係性には全然乗れなかったが、終末ゾンビ映画として超乗れた。

13人いる!映画『十二人の死にたい子どもたち』感想文(ネタバレなし)

小気味よいキャラクター捌きと無駄のないシャープな謎解きはなんだか『金田一少年の事件簿』(堤幸彦版)のよう。こういう堤幸彦映画久しぶりなんじゃないすかねぇ。おもしろかった。

インドな映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』感想文

想像していたよりも遙かにインドだった。いやインド映画だからインドなのは当たり前なんですが、もう、なんていうか、インド。でも普遍的なイイ話。

中年夏休み映画『それだけが、僕の世界』感想文

名優ひしめく韓国映画のだらしない中年男性枠についにイ・ビョンホンも!これは至福。障害者映画、MeToo映画としてもたいへんよろしかったとおもいます。