雪原でガントレット映画『ウインド・リバー』の感想(ネタバレはたぶんなし)

寒冷地仕様のシンプル展開の中にネイティブ・アメリカン居留地の抱える問題を凝縮、アメリカの中の異国からアメリカを炙り出すの超おもしれぇと思いました。かっこいい銃撃戦もあるし。

呪い家映画『ウィンチェスター・ハウス』の感想(ネタバレあり、わりと見た人向け)

ある意味ウィンチェスター邸伝説の想像的エピソード0、にして呪いが呪いになる決定的瞬間を捉えたサイコロジカルホラー。これは面白かったなぁ。

わりと笑えない『ブリグズビー・ベア』の感想(ネタバレあり)

『ルーム』のアナザーサイドみたいな映画ですがあっちとはまた別種の嫌な汗かきまくり。キュートな装いで近づいて刺してくるタイプ。

皮相感想『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』(ネタバレあり)

こんなちゃんと前日譚してると思わなかったし映画として筋が通ってると思わなかったので不意を突かれて超そこそこおもしろかった。

郊外ドリーム粉砕映画『サバービコン』の感想(途中からネタバレ気味)

調子の悪いときのコーエン兄弟と絶頂時のジョージ・クルーニーが白人一家のパートと黒人一家のパートを別々に監督したようなコーエン脚本ジョークル監督の分断映画。

『ミスミソウ』映画版の感想(原作未読、ネタバレなし)

閉鎖的な田舎中学のセクト的人間関係がリアルで怖かったので血がぶしゅぶしゅ噴き出すコミック的なスプラッター描写にむしろ安心するという風変わりなホラー体験。