こっち来るなよ映画『カモン カモン』感想文
映画として面白いとか面白くない以前に思想が俺にはかなり無理だった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
映画として面白いとか面白くない以前に思想が俺にはかなり無理だった。
単に前から眺めるだけだとアジテーショナルな部分が気にかかるがニューエイジとかオカルティズムの方向から眺めると色々見えてくるものがあって興味深いって感じの映画だと思います。
娯楽映画としてはあんまり面白くないですけどフェミニズム映画としてはわりと興味深くはあった。
いつになく好戦的な幸福映画。ネトウヨの世界観で撮られた劇場用映画というのは貴重なのでその意味では一見の価値あり。
未体験ゾーン番外編は「リバイバルかぁ…しかもヒューマンドラマかぁ…」とは思ったものの結果的にはよかったかもしれないです。
まーパフォーマンスの映画ですしくどくどとわかったような感想を垂れても野暮なだけでしょう。いま劇場で観るべき映画というのはこういう映画なので、行ける人はぜひどうぞ。
香港映画の一時代の終焉を告げると共にこれが遺作となったベニー・チャンが次世代の香港映画人、反体制香港人に捧げるエールのような映画だ。これは泣く(泣かなかったけど)
いろいろ考えさせられて面白かったですしあと睡眠導入映画としてもかなりレベル高かったです。
勝ち負けの競争には乗りませんよみたいな意識があるっぽいのはエンドロール後の映像を観ればわかるけどさぁ…みんな違ってみんな良いけどさぁ…さぁ!
英国オールディーズ流しっぱなしのサントラと目まぐるしい映像とのミスマッチが酩酊感を醸し出す、たのしいこわいそしてちょっとだけやさしいよい現代ジャーロ映画。