【隙間創作】『地下鉄の穴』
地下鉄に穴があったという話。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
地下鉄に穴があったという話。
素直と見せかけて相当捻くれたフィンチャーのアメリカ政治批評&ハリウッド映画賛歌。と思うよ俺は…。
微妙なズレと主に説明不足に起因する小さな混乱の連続が独特の味わいを醸し出す寺門ジモン初監督作品。まずくはないけど珍味でした。
ぶっちゃけ『ドラえもん』なんかどうよくてただひたすらに購買力のある子持ち夫婦をガッツリ獲ろうとしてんだろうなぁ。その層さえ動員できりゃ『ドラえもん』ファンなんかどうだっていいんだよ。ケッ!
映画を観たら感想は残したいんですが『天使/L’ANGE』ね、これ感想とかないね。いやー、ないね。本当に。強いて言えば「観たなー」みたいな。
みなさんの盛り上がりに水を差すことになるのはわかりきっているのでロシャオヘイ面白かったな~! この喜びをネットで共有したいな~!! って思って不幸にもこのページに辿り着いてしまった人はもうここ読んでる時点で帰れ。
全体として見れば駄菓子屋のゴミ箱みたいな映画ではあるが場面場面では斬新なアイディアがあったり美しい映像があったり迫力あるアクションがあったりアガる劇伴があったりするから最後まで結構ノリノリで面白く観ていられる。
まぁ要はクリスチャン映画版の『スター誕生』なのだがー、いやぁ、イイ映画でしたね。クリスチャン映画と理解した上で観れば面白いっすよこれは。曲も良いしね。
映画観ようと思って劇場入ったら完全にテレビドラマのしかも火サスみたいの始まっちゃったのでダメージでかい。アメリカだったら暴動起きてる。全然面白くないので奪うものがないが。
あんま面白い映画ではないがその面白く無さがアメリカン・ニューシネマの味わい。案外切ない映画だった。