ベイシティ爆発映画『アンビュランス』(2022)感想文
こんな映画は面白いとしか言えない。君も、夢と爆破のベイシティに遊びに来ないかい?
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
こんな映画は面白いとしか言えない。君も、夢と爆破のベイシティに遊びに来ないかい?
ギレルモ・デル・トロの映画ですが今回は特撮ほぼなし!意外性とか新奇性に頼らないストーリーテリングの巧さに唸らされる映画だった。
こういう映画はシネコンで観ちゃいかんよ。ミニシアターか名画座で観ましょう。やってるか知りませんが。
暇つぶしには悪くないけれどもあのエイドリアン・ライン監督作にして暇つぶしレベルの映画ならいっそ観たくなかった…これが遺作になったらシャレんならんのでラインは明日から『ジェイコブス・ラダー』路線のガチな悪夢映画の撮影に入ること。
面白い映画だとは思うが題材の扱いがやや無神経な気がしてなんか微妙だったよ。いろいろ考えさせてくれるって意味ではよかったですけどね。
Netflix映画らしい鬱々系ミリタリーアクションSFだが終末感がものすごくノオミ・ラパスの失意芝居も魅せる結構な佳作。
娯楽映画としてはあんまり面白くないですけどフェミニズム映画としてはわりと興味深くはあった。
ショウは宇宙冒険か、素敵な発想じゃないですか。U2のボノ(吹き替え版はB’zの稲葉浩志)が歌っているにも関わらず歌の良さでは前作に及ばないけれども、ショウとして宇宙SFとして、いや~面白かった!
ファンタジックでウェットでノスタルジックで…でもドライでリアルで観客を突き放す、意外性のある面白い映画だった。
なかなか突飛な話だがこれは実話なんだとか。アメリカの実話ネタ映画と違ってイギリスの実話ネタ映画は過剰な盛り付けがなくていい。