精子エレジーが欲しかった映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』感想文
わりと面白いけど精子のドラマティックな生態をあんまり正確に捉えていないので題材負けのような映画になってしまった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
わりと面白いけど精子のドラマティックな生態をあんまり正確に捉えていないので題材負けのような映画になってしまった。
『地球を守れ!』を今のアメリカを舞台にリメイクするならばこうだろう、という感じでなかなか面白くはあったのだが、ただそのために『地球を守れ!』にあった破天荒な勢いは相当削り取られてしまったように思う。
悪い人が(ほぼ)出てこなくてコテコテのギャグと王道の展開で最後ホロリ、みたいなストレスフリーのザ・定番。
ポスターを見てなんかコメディっぽい感じだな監督は芸人さんらしいしと思っていたのだが蓋を開けてみればどっこい『呪怨』タイプのドJホラーでした。
「パワハラクソ上司と無人島で~」なんて日本の宣伝キャッチコピーと邦題から想像されるような可哀相な部下の復讐譚ではなく、これは痛快サバイバル・コメディ・サスペンス。
なんだかオタクの弱みを握られているようでフェアじゃないような気もするのだが、まぁいいか、たまにはこういうぬる~い映画もそれはそれで解毒のために観たくなったりするものです。
イタホラの悪趣味大将ジョー・ダマトの映画のようでもあるし、ピーター・グリーナウェイの身も蓋もないバージョンとも言えなくもないのだから、その趣味の悪さは大したものかもしれない。大したものかもしれないが、ただ虫が本当にキモい!!
サマーキャンプが舞台とあってうららかな陽光の照らすフランス田舎がバカンス映画のムードも醸してそれもまたヨシ、笑えてデトックスして最後はホロリの佳き異文化交流映画だ。
みなさんあけましておめでとうございます!はいということで2025年ベストです!
今年もまた聖なる夜にクリスマスホラーレビュー10連発をプレゼント! これを読めばもうひとりぼっちのクリスマスも寂しくなぁぁぁぁぁぁい!!!!!