読むと寿命が3日になる映画『カウントダウン』(2019)感想文
自分の余命がわかるアプリを入れたら余命残りたった僅かとかいうどこから見ても絶対に大して面白くなさそうなあらすじから間違いなく「とりあえず」の感じの映画だと思っていたのにまさかのA級完成度!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
自分の余命がわかるアプリを入れたら余命残りたった僅かとかいうどこから見ても絶対に大して面白くなさそうなあらすじから間違いなく「とりあえず」の感じの映画だと思っていたのにまさかのA級完成度!
ゲームクリエイター須田剛一の代表的な作品に『Killer7』というのがありますが、チャーリー・カウフマンのNetflix映画『もう終わりにしよう。』、変態と人殺しが出てこない『Killer7』でした。
これはまたえらい映画が来てしまったな。『キング・オブ・コメディ』かはたまた『ジョーカー』か、と思ったらジョー・スピネルの『マニアック』と『新マニアック』だったとかそんな感じの…マニア限定で必見!
立てますなぁ。主演の長谷摩美さんはもとより全てのキャラクター・俳優を立てる、見せ場を与える。実物は予算450万円+の悪ふざけでしかないのに感想書いているうちにどんどん良い映画に思えてきてしまった。
絶望局面でも無表情で軽口を叩き合うメルギブ&ヴィンス・ヴォーンの枯れバディっぷりが少しだけ『破壊!』のエリオット・グールドとロバート・ブレイクを思わせたりする社会派ノワール。
人生は辛い。険しい。でもその中にほんの一滴ほんの一粒でも生きていてよかったなと思えることがあるかもしれない。映画『じゃじゃ丸くん』、人生そのものでした。
たぶん、ガチめのホラーというよりもカジュアルに楽しめるバラエティホラーということなんだろう。幽霊が怖くなさすぎるのは本当にどうかと思うが、トータルで見れば適度に怖くて適度に笑える楽しい映画ではあった。
はいはいわかってますわかってます、わかってますよ。俺はそんなにノレないけどみんなは超大好きなやつでしょ『ブックスマート』。だから全然切ない内容じゃないのに切ないんだよ!
遊んで学べるネッフリ発のゲーム史ドキュメンタリー。なかなかユニークな作りでおもしろいです。
殺人寒天の場面、俺は知らないですけどあれネタ元を知ってる人はあーはいはいそれね! って絶対なってる。フェミリー映画とマニア映画の際を攻めたディズニー×ピクサーらしいいぶし銀の映画だなと思った。