縁日映画だった『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』感想文
娯楽映画こんなもんっすよと言わんばかりの余韻ぶち壊しオチも含めてなんだか縁日の屋台みたいな映画だった。むろん良い意味で!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
娯楽映画こんなもんっすよと言わんばかりの余韻ぶち壊しオチも含めてなんだか縁日の屋台みたいな映画だった。むろん良い意味で!
蜷川実花映画は大映特撮のようなものなので温泉感覚で楽しめる映画でした。
ギレルモ・デル・トロの映画ですが今回は特撮ほぼなし!意外性とか新奇性に頼らないストーリーテリングの巧さに唸らされる映画だった。
ショウは宇宙冒険か、素敵な発想じゃないですか。U2のボノ(吹き替え版はB’zの稲葉浩志)が歌っているにも関わらず歌の良さでは前作に及ばないけれども、ショウとして宇宙SFとして、いや~面白かった!
ストーリー的にはオリジナルシリーズ二本の続編でもテイスト的に近いのは『グレムリン』みたいなジュブナイル妖怪退治ものかもしれない。
箱庭世界を完璧に作れば作るほどウェス・アンダーソンの映画はつまらなくなるので誰かツッコんでやってくださいよ、それつまんないですよって。
かなりへっぽこな映画ですけどバイオって本来こういうやつだよな~って感慨深いものがあった。「月光」の仕掛けも警察署のすごいロビーも完全再現!
あれだろたぶん韓国ノワールとか大好きな監督がそれっぽいものを日本でも作りたかったんだろどうせ。まったく薄っぺらい映画だよ!
ぬるい! ぬるすぎる! ぬるすぎるがゆえに、こんな映画もまぁいいかと思えてしまうという意味で、なかなかゴージャスな映画であった。
ゼロ年代サブカル感覚でソフトコアAVをなんとなくジャーロ風に味付けした映画。エロいのは良いがジャーロを期待するとガッカリする。