タンクトップ最高映画『ターミネーター ニュー・フェイト』感想文(途中からネタバレ注意)
きったねぇ白タンクトップで汗まみれになりながら戦うマッケンジー・デイヴィスの女グラディエーターっぷりがあんまりに素晴らしいのでもう脇の匂いを嗅ぎたくて仕方がない。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
きったねぇ白タンクトップで汗まみれになりながら戦うマッケンジー・デイヴィスの女グラディエーターっぷりがあんまりに素晴らしいのでもう脇の匂いを嗅ぎたくて仕方がない。
最初のダンスシーンが最高なのでホラーなのに後のホラー展開が全部グダグダの蛇足に見えてしまうという作りが物語に込められた教訓を体現している。
超絶戦車アクションが連続する大娯楽編も、その背景にはしっかりロシアンエレジーが。おもしろうてやがてかなしき実によい戦争映画だった。
豪快にしてインドなバカシーンの絨毯爆撃も見方を変えればそれなりに作り手の理屈というのも見えてくるのだからやはりわれわれはまだインド映画の奥深さを知らない。
『ひなぎく』風の自由な文体で綴られた『悪魔のいけにえ』である。嘘だと思われると嫌なのでである口調を採用してしまう。それぐらい『ひなぎく』と『悪魔のいけにえ』のまさに悪魔合体である。衝撃。困惑。大好き。
参ったな! どうしよう! 『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督最新作とのことですが! うーんこれは! これはかなり厳しいんじゃないかな! 俺は厳しかったです!
B級オモシロとB級人生賛歌だけで構成されている上に台風の時に興味本位で避難指示地域に入ったり増水した河川を見に行ったりするとワニに食われるから絶対にやってはいけないというありがたい教訓まで得られるB的に完璧な87分だった。最高。
ナカモトフィルムという自主映画ユニットの新作二本立て。ナカモト映画は前に『DEAD COP』だけ観たことがあるが、そんなに面白くないところも含めて自主映画っぽい自主映画でなんとなく好感触、今回の『いけにえマン』『はらわたマン』も自主全開でなんか良かったです。続けて観たらちょっと感動しました。いやマジで。
これがシリーズ初参戦だったのでこんな馬鹿みたいな面白い映画があったのかとビッグ衝撃を受けてしまった。たぶん世界で一番ひどい自分探し映画です。
『ヘルボーイ』のシリーズ作というよりは『ドゥームズデイ』に続くニール・マーシャルの来いよ終末第二弾として見たい。というか前の『ヘルボーイ』観てないのでそういう風にしか観られなかった。