誕生日来るなよ映画『ハッピー・デス・デイ』感想文
お誕生日スラッシャーといえば珍怪作『誕生日はもう来ない』ですが『ハーピー・デス・デイ』の方はお誕生日の夜に殺人鬼に殺された女子学生が何故か繰り返し繰り返しその日を朝からやり直す羽目になってしまう映画なので誕生日がめっちゃ来る。おもしろかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
お誕生日スラッシャーといえば珍怪作『誕生日はもう来ない』ですが『ハーピー・デス・デイ』の方はお誕生日の夜に殺人鬼に殺された女子学生が何故か繰り返し繰り返しその日を朝からやり直す羽目になってしまう映画なので誕生日がめっちゃ来る。おもしろかった。
支離滅裂の一歩手前でなんとかマクロな話とミクロな話を曼荼羅的に接続して上手いオチ感を出すのはさすがに韓国映画だなぁと思ったがそれ以上に面白いものはなんでもぶっ込め的な節操の無さに韓国映画だなぁぁぁぁ!!!! であった。
作劇は完全にテレビドラマなので安っぽいところもざっくりしたところも多いんですが、ゲーム周りの作り込みがしっかりしてるしなにより鬼気迫る吉田鋼太郎のオンゲ廃人っぷりにめっちゃ笑ってしまうので良い映画、面白い映画。
ぼく金曜は仕事帰りに必ず新作映画を一本観てから帰るようにしてるんですけど仕事帰りムービーとするともうこれぐらいでいいじゃん、っていうか、むしろこれぐらいがいいじゃん、みたいな映画。
更に改めてタイトルは『ウィル・スミス』でもいいんじゃないかと思うぐらいジーニーというかウィル・スミスが出ずっぱり。ウィル・スミスを吸引するための映画であった。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』とか『香港ゾンビ』の系譜に連なる半径五メートルの終末ゾンビコメディ。へっぽこかつキュートで面白かった。
ガメラ派っていうかゴジラをほぼ観たことがないので平成ガメラで描き切れなかったことがここに…! みたいな感じで盛り上がった。すばらしき怪獣黙示録。
フジテレビドラマのセンスは最先端すぎてぼくは着いて行けませんでした。フジテレビすげー。劇場版でもそのセンス貫くのすげー。なおドラマ未見。
69分という中途半端なランタイムが時間つぶしにはちょうど良かったので観てみると完全にキッズ向け。大人の観るものではないがこういう内容のキッズ向け作品をネッフリは求めているのかと思うとちょっとおもしろかった。
主人公の実家のあるロングアイランドと女子スケボーチーム“スケートキッチン”が根城にしているマンハッタンの距離感が掴めなかったのでグーグルに聞くと熊谷から池袋ぐらいでした。郊外生活に嫌気が差して池袋に出入りするようになった埼玉の女子高生の話だったのか!違うけど最高!