憧れ犬暮らし映画『白いトリュフの宿る森』感想文
イタリアの超田舎に住むトリュフハンターの老人たち+都会のトリュフ関係者に密着したドキュメンタリーと聞いてもあまり面白そうなものは想像できないのだが観てびっくりのワンダー世界でした。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
イタリアの超田舎に住むトリュフハンターの老人たち+都会のトリュフ関係者に密着したドキュメンタリーと聞いてもあまり面白そうなものは想像できないのだが観てびっくりのワンダー世界でした。
分断は昨今の欧米映画の一大テーマということでこれも思いがけない角度から世界の分断に切り込んだ映画。おもしろかった。
映画版スパイダーマンに思い入れのある人は楽しいかもしれないですけど俺にとってはげんなりさせられる二時間半だった。
ドキュメンタリーとして何か驚くような撮り方はしてないので楽しく見られる反面よくあるタイプのNetflixドキュメンタリーの一本みたいな感じもあるが色々お勉強になって面白かった。
すごい面白いけど間違っても傑作とか斬新とかそういう褒め言葉は出てこない。駄菓子だこれは。小学生の頃の夢だった駄菓子の大人買いをハリウッド映画人がその財力でもって駄菓子屋ごと買い占める荒技で実現したような映画だ。
MCU作品では『アントマン』が一番好きですけどそれに次ぐか一位を争うぐらい好き! すごくニューエイジ! あと週刊少年誌の連載漫画みたい!
これはむしろ映画というよりも忍者! 忍者なのだ!!!
ウェルメイドに作られているので観ている間は面白いけどその後で自分が観たものについて思考を回すような映画じゃないんじゃないですかねこれは。
殺人も精神病も問題ありげな家庭環境も全部悪魔のせいにする狂信夫婦が悪魔使いとサイキックバトル! いや悪魔よりもお前らが怖いわ! 制作陣も含めて!
現実逃避と懐古をよいものとして描くなかなか斬新で挑戦的なディストピアSF。売れないと思うので全力で支持したい。