映画感想『彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』

面白いか面白くないかで言えば面白かった。でもこの内容ならわざわざ手間掛けて記録映像に手加えるよりオリジナル作品として普通にフィクション映画で作っちゃえばよかったのにって思うし、フィクションの力ってそういうところにあるんじゃないすかねって風にも思いましたよ。

映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』極私的感想文

ギリアム死ぬのかなって思ったよ。でもこれが遺作なら文句ない。たしかにつらかった。物語の結末は極めてビターに見える。けれども本質は違うと思った。あれはドン・キホーテを演じドン・キホーテとして笑われながら生を終えることを決意したギリアムの生涯逃走宣言で、ギリアムの逃走のススメなのだ。すばらしいね。

英国怪猫奇譚映画『キャッツ』感想文

ライブビューイング感がすごかったので観客参加型上映とかやってほしいな、こういうの。みんなで猫の仮装して。あとCG化け猫はオマケです。

【だいたい網羅】奇才テリー・ギリアム闘争史!(その2)

映画界きっての武闘派監督テリー・ギリアム! 今日もどこかで人々の顰蹙を買っているギリアム監督の出身、宗教、トラブル歴などをまとめてみました! うるせぇくたばれトレブロ構文!(その2)

【だいたい網羅】奇才テリー・ギリアム闘争史!(その1)

映画界きっての武闘派監督テリー・ギリアム! 今日もどこかで人々の顰蹙を買っているギリアム監督の出身、宗教、トラブル歴などをまとめてみました! うるせぇくたばれトレブロ構文!(その1)

あんま感想になってない映画『ジョジョ・ラビット』感想文

途中まではハリウッドのせこさが本当に嫌で早く帰りたいなーぐらいに思ってましたが『西部戦線異状なし』のオマージュと思しき蝶の場面から先はもう、そんな風に観ていられなかった。たいへんよかったです。

英雄はたいへん映画『リチャード・ジュエル』感想文(ゆる検証付き)

面白かったがアメリカ映画にとっての実話は神話と同義っていうの、もっとちゃんと広まればいいなぁとかも思ったりする映画(騒動)体験でしたね。あと脚本書いたビリー・レイはいろいろ反省しろ。

幸福の黄色いニコケイ映画『ラスト・パニッシャー』感想文

良い映画だった。フィルマークスとかだとたぶん平均2.5点ぐらいの映画だと思いますが俺マークスでは80点満点中の110点フレッシュです。トマトも混じっているな。どうせトマトメーターも腐ってるだろう。

映画『記憶屋 ーあなたを忘れないー』忘却感想文(途中から忘却注意)

おもしろいなぁ、かずはじめの『MIND ASSASSIN』は。いつのまにか『MIND ASSASSIN』の感想になっちゃった。あれ、ぼくなんか映画観ましたっけ? 思い出せない…ただ、面白くなかったことは覚えている…。

【そこそこ徹底ゲーム考察】『ペルソナ2 罪/罰』(その5)

『オウム真理教の精神史 ロマン主義・全体主義・原理主義』という本を読んでいたらこれ『ペルソナ2』じゃんってなってしまった。オウムはともかく『ペルソナ2 罪/罰』というメジャーにしてカルトな世紀末ゲームの全体像がなんとなくこれで掴めたような気がしたので、関連しそうな本を漁って考察。その5。