【アマプラ】『誰かが、見ている』に打ちのめされた感想文
果たしてこの世に存在する全人類のうち何人がエピソード1と2の試練、いやむしろ懲罰、いやそんな甘いものではないこれは人生の不条理そのもの、を乗り越えて見続けることができるのかわからないが、そこから先はまぁまぁ笑えるので頑張ってください。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
果たしてこの世に存在する全人類のうち何人がエピソード1と2の試練、いやむしろ懲罰、いやそんな甘いものではないこれは人生の不条理そのもの、を乗り越えて見続けることができるのかわからないが、そこから先はまぁまぁ笑えるので頑張ってください。
これはまたえらい映画が来てしまったな。『キング・オブ・コメディ』かはたまた『ジョーカー』か、と思ったらジョー・スピネルの『マニアック』と『新マニアック』だったとかそんな感じの…マニア限定で必見!
立てますなぁ。主演の長谷摩美さんはもとより全てのキャラクター・俳優を立てる、見せ場を与える。実物は予算450万円+の悪ふざけでしかないのに感想書いているうちにどんどん良い映画に思えてきてしまった。
俺はいったい何を観ているんだ。今年観た映画の中でいちばんそう思った。俺はどれぐらいの間この映画を観ているんだ。こないだ観た上映時間8時間超の『死霊魂』よりもそう思った。なんであれインパクトがあるのは映画として良いことだ。それが面白いかどうかはまた別の話だとしても。
座って観てるだけなんだからむしろ休息だろ、と思ってここ最近疲れが溜まっていたものだから肉体的な意味での癒しを求めて映画館の席に収まりましたが全然休息じゃなかったですすげー疲れました。でも面白かったです。
少なくとも劇場公開される映画ではたぶん類似作のないオリジナルな映画、映画というか実験、実験というか批評的パフォーマンス・アートとして非常に興味深い作品だった。
カワイイ男の子とカワイイ女の子とダンスさえありゃ他は全部デタラメでも映画は出来る! 映画ってこんなデタラメで良いんだと感動さえ覚える一本だった。
殺人鬼の度を越した狼狽っぷりに笑いつつ俺も何らかの理由で殺人を犯す時はきっとこんな風になるだろうなと思えてまさしく「不安」な映画でした。怖い。
「私は息子の射精を手伝いました」とかいうオッサンの衝撃モノローグから始まる映画が面白くないわけはない。
切ったんだろうなぁ。制作段階で実際になにがあったか知らないが絶対に30分ぐらい編集で切ったんだろうなぁと思わせる切り刻み型お化け屋敷ホラー。切ってますがおもしろかったです。