田舎めっちゃ厭映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』感想文

なんだか今風ではないコリアン・ノワール。荒削りで、理不尽で、残酷で、神話的で…明らかにバランスを欠いているが、まぁそういうものかと納得させてしまう力があってとてもよかった。

俺はシャイニングで行く映画『妖怪人間ベラ』崩壊感想文(多少ネタバレ注意)

シャイニングといってもシャイニングガンダムじゃなくてスタンリー・キューブリックの『シャイニング』です。森崎ウィンさん『レディ・プレイヤー1』の『シャイニング』ステージで遊びすぎてついにジャック・ニコルソンになってしまいました。ゲームのやりすぎはよくない!

安心ナビゲーション映画『ようこそ映画音響の世界へ』感想文

切るところはバッサリ切ってわかりやすい概説に徹するところがハリウッド流ナビゲーション映画、得られる情報量はそう多くないとしてもこのジャンルの映画としてはかなり面白く観れる部類に入るだろうと思う。

見る前に跳べ映画『TENET テネット』感想文(ネタバレ注意)

基本的に無神経な感じでネタバレも込みの感想垂れますから観る前に情報仕入れたくない! 知ったら死ぬ! だが死ぬ前に殺す! っていう人は私のためにも今すぐブラウザを閉じて映画館に直行しよう。

社会派スケボー映画『行き止まりの世界に生まれて』感想文

感傷的な社会派スケボー映画。とにかく問題だらけだけれども問題とちゃんと向き合えば解決できると信じるアメリカ的楽観主義に対して日本はどうだろうか、と、間接的に自分たちのことも考えさせられてしまう感じの映画でもあった。

落書き感想『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』

面白いんですけど落書きの精神を称揚したい作り手サイドと落書きの反社会性は教育的配慮から映画に出したくない製作サイドの間でうまい妥協点が見つけられなかった映画という感じ。

たぶん日本で一番エメリッヒ版『ミッドウェイ』を評価する感想文(ネタバレ注意)

いい加減にしないか! 君たち一体いつまでローランド・エメリッヒを破壊的バカ映画を撮る人だと思っているんだ! 俺がエメリッヒの偉大さを全力で解説してやるから読みなさい!

読むと寿命が3日になる映画『カウントダウン』(2019)感想文

自分の余命がわかるアプリを入れたら余命残りたった僅かとかいうどこから見ても絶対に大して面白くなさそうなあらすじから間違いなく「とりあえず」の感じの映画だと思っていたのにまさかのA級完成度!

【ネッフリ】『もう終わりにしよう。』のびのび感想文

ゲームクリエイター須田剛一の代表的な作品に『Killer7』というのがありますが、チャーリー・カウフマンのNetflix映画『もう終わりにしよう。』、変態と人殺しが出てこない『Killer7』でした。