ロック映画的伝記映画『メアリーの総て』感想(悪口多め注意)
作りは飛び道具なしの王道コスチューム・プレイなのに漂う濃厚なUKロック臭。エル・ファニングが詩を読むところなんて伴奏がないだけであれはロック。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
作りは飛び道具なしの王道コスチューム・プレイなのに漂う濃厚なUKロック臭。エル・ファニングが詩を読むところなんて伴奏がないだけであれはロック。
その年の最もテンションがどうかしている映画が入るマッドマックス枠という概念がにわかに広がりつつあるが今年のマッドマックス枠はブロリー一択ですうおおおおあああああああ!!!!!!
序盤『万引き家族』で中盤から『デトロイト』、最後はちょっと『アモーレス・ペロス』とかかもしれない。『デトロイト』とは見た目よく似ていると思うが思想的には完全逆向き。
とにかく定番の嵐。ベタ中のベタ。大王道。ホラー映画でいったら『13日の金曜日』の6作目ぐらい。女子高生映画ファンは楽しめる可能性がある。
見た目からは想像しにくいが意外と骨太なドキュメンタリーで面白かったです。
CGのマチエールでキャラクターのみならずドラマを作り上げていけるぐらいの水準に今のCGは達してるんだなっていうところに面白いを通り越して感動を覚えたりした神話系映画。
一応面白かったと先に書いておきますけど完璧にガンダム童貞の感想なのでガノタ的な人は読んではいけない。
しなやかなカウンター力を失って硬直したスタイルだけになったギャングスタ・ラップが下の世代にどのような影響を与えるかということの考察のような映画。主演の15歳男子が超キュート。
主人公ビリー・ムーアの主観として物語が進んでいく映画なのでリアル前科者キャスト&リアル刑務所ロケの効果たるや半端なく胃袋を握りつぶされるような臨場感。すごいぞ!
実質キアヌとウィノナのふたり芝居っていうかふたりコントだったっぽいが半分以上寝ているので判断不可。