【アマプラ】『呪われた老人の家』感想文
配信オンリー映画らしい安さが逆に良さになっているアメリカ名物「こんなお隣さんはイヤだ!」映画の最新版。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
配信オンリー映画らしい安さが逆に良さになっているアメリカ名物「こんなお隣さんはイヤだ!」映画の最新版。
『ズートピア』はシナリオも舞台設定もキャラクターもユーモアもアクションも最高レベルに最高だったのになんで同じ監督脚本で『ズートピア』にあった面白要素の全てが存在しないこんな淡泊な日常系映画みたいのが出てくるんだよ。
職人仕事の映画なんじゃないですかねこれは。アクションありコメディありサスペンスあり人情ドラマありの盛り盛りフル装備でも雑味なしみたいな。そういうものとして全然悪くはなかったと思う。
とにかく臨場感が尋常ではなく分刻みで人が死ぬ、それも敵も味方も戦闘に巻き込まれた一般人も関係なくガンガンあっけなく死んでいく凄まじさ。戦争の地獄が体験できる映画です。
ドキュメンタリーとして何か驚くような撮り方はしてないので楽しく見られる反面よくあるタイプのNetflixドキュメンタリーの一本みたいな感じもあるが色々お勉強になって面白かった。
設定は面白そうなのに内容は出涸らしみたいな若手スタア共演のヤングアダルトSF映画。
宮藤官九郎と三池崇史の良いところも悪いところも存分にごちゃ混ぜになった変な映画。
皮肉で嫌味で鬼畜で最悪な現代アート映画だがなんか希望を感じてしまった。この題材で希望を感じさせる作りの偽善性をチクチクと感じつつも。
うーむこれは。『死霊のはらわた』フォロワーの低予算ホラーかくあるべしのお手本のような一本と言ってもそこまで大袈裟ではないんじゃないだろうか。
ワイズマンの映画がつまらないっていうことは絶対にないので今度のワイズマンも4時間半ちゃんとずっと面白いのでした。寝てるけどね!