宇宙的家庭崩壊映画『カラー・アウト・オブ・スペース ー遭遇ー』

ぶっちゃけかなり力技の映画だと思ったが恐怖描写のコメディ反転も恐れぬその強引な押し切り方も含めて80年代SFXホラーの現代版という感じなので、憎めない映画。ラブクラフト的な怖さは別にない。

映画信仰映画『海辺の映画館 キネマの玉手箱』感想文

映画でできるウソしか詰まってない愉快にして巧緻にして優雅でありつつ愛情深くも悲痛で切実な空前絶後の映画愛映画。いやもうすごいよ。

映画非感想『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(悪口注意)

内容の感想なんてないよ。いつものテレビドラマ映画だよ。クソみたいなキャラとクソみたいなシナリオとクソみたいな演出でクソみたいな泣かせエンドに持ってって終わりだよ。こんな映画の感想なんてないんだよ。

虚実融解映画『誰がハマーショルドを殺したか』感想文

なんだかまたえらいドキュメンタリー映画を観てしまった。これはなんと表現すればよいのだろう…俺の中ではハードボイルド武闘派ジャーナリスト落合信彦の陰謀ルポの実写映画版みたいな感じなのだが…!

withコロナ映画『破壊の日』感想文(途中からネタバレあり)

少なくとも劇場公開される映画ではたぶん類似作のないオリジナルな映画、映画というか実験、実験というか批評的パフォーマンス・アートとして非常に興味深い作品だった。

大人感想『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』

歌って踊ってみんな幸せ! イケない心、ちょーだいされましたっ! 黒沢清(偽)も出てくるよ!

図書館は大変映画『パブリック 図書館の奇跡』感想文

『ザ・ダーク』ネタをちょっとイイ話に転がす社会派映画なんかたぶんこの映画の他には現世に存在しないですしそもそも発想として出てこないですから、いろいろどうかと思うところもありましたがユニークで面白かったです。

真面目にやるな映画『今日から俺は!! 劇場版』感想文

それなりに面白くは観たがもっとハッピーでバカでアゲアゲなやつを勝手に期待してしまっていたので案外シリアス寄りの展開になんか気分が沈む。

義務教育教材にしろ映画『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』感想文

なんだか教科書のような実録映画だったのでフランソワ・オゾンの映画なんかほとんど観ていない俺でもまさかオゾンの映画が教科書になる(なってない)日が来るなんてと思ったりするのだった。義務教育教材にするべき。