ハズフォールン外伝映画『ライブ・リポート』感想文

このテンプレ合衆国アクションと無自覚的な愛国的合衆国批判の融合がつまらないというのならいったいどんな映画が面白い映画といえるのかというぐらいにはお気に入った。アカデミー賞100個あげたい。

反人種差別啓発週間映画『ハリエット』感想文

アメリカの民主主義的理念と行動主義の基盤にキリスト教信仰あり、と再確認させられるクリスチャン向け教育伝記映画。差別はやめよう! 神さまが怒るぞ!

じゃない映画『レ・ミゼラブル』感想文

日常の中にぽつんと紛れ込んだ非日常が次第に秩序を狂わせ日常を崩壊へと導いていく。抽象的に言えばそういうお話なのでそれならそれで突き詰めてほしかった、いや突き詰めなくともそういうお話としてきちんと着地していれば…という思いがなまじハード警官ドラマ+社会派群像劇として面白いものだから、めっちゃあった。

ウェルメイド映画『仮面病棟』感想文(プチネタバレあり)

ウェルメイドっていうのはこういう映画のことを言う。永野芽郁はちょっとミスキャストだったんじゃないかとか色々思うところもないわけではないけれど、まこういう映画は面白かったねー考えさせられたねーで済ませちゃったらいいんじゃないすかね。

午後ローなら名作アクション映画『ザ・ビースト』感想文

観たこともないような光景を見せてくれるのも映画の醍醐味かもしれないが、観たことしかないような光景を見せてくれるのもまた映画の醍醐味だ。こういうのが観たかった。映画館ならよくできた佳作、午後のロードショーなら傑作なニコケイ映画。

たぶん日本で最も不敬な『ドミノ 復讐の咆哮』感想文

デ・パルマほどの監督でも仕事ないのかなって切なくなる。まともな仕事が来ない同士でデ・パルマ×セガールのタッグ作、絶対ないと思うけど待ってます。

英雄はたいへん映画『リチャード・ジュエル』感想文(ゆる検証付き)

面白かったがアメリカ映画にとっての実話は神話と同義っていうの、もっとちゃんと広まればいいなぁとかも思ったりする映画(騒動)体験でしたね。あと脚本書いたビリー・レイはいろいろ反省しろ。