幸福の映画『僕の彼女は魔法使い』感想(ネタバレ注意)
『UFO学園の秘密』以降の幸福映画は余すことなく劇場公開時にダイブしているのでもう慣れたつもりだったがこれはさすがにもぎりを通るのに勇気を要した。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
『UFO学園の秘密』以降の幸福映画は余すことなく劇場公開時にダイブしているのでもう慣れたつもりだったがこれはさすがにもぎりを通るのに勇気を要した。
オーソドックスなシリアルキラー伝記もの。アグレッシブな作品の多いネッフリ・ドキュメンタリーの中では題材の主張の強さに反して味気ない作りだった。
うん、気分悪ぃ! この気分の悪さはできるだけ多くの人に感じてもらいたいので詳細は書きませんが、凡庸な悪VS凡庸な悪って感じで糞でした! もちろん良い意味でね!
色んな意味でひでぇなぁと思う映画だったわけですがひどい物を好くスノッブなので好感度高かったです。
主人公ビリー・ムーアの主観として物語が進んでいく映画なのでリアル前科者キャスト&リアル刑務所ロケの効果たるや半端なく胃袋を握りつぶされるような臨場感。すごいぞ!
鉄にフェチした塚本晋也の変態性が刀の魔に憑かれた人間どもの悲劇的な宿命として刻み込まれたアブノーマル時代劇。
絶望的カオス状況にわかるわかると頷きながら誰一人感情移入できないノワール感がよかった。誘拐されるガキまで憎たらしくて可哀想になったりしないからガチ。
スティーブ・バノンも絶賛するマイケル・ムーアのトランプ(時代)ドキュメンタリー。おもしろいとおもう。
『ヴェノム』が来る前に今年最悪の映画が来てしまったという感じで感想も最悪に壊れてしまっている。原作未読。
アクション監督サモ・ハン×客演トニー・ジャー!壮絶にわくわくな顔合わせですがストーリーは前作踏襲なのでドヘビィです。