幸福の映画『光り合う生命。ー心に寄り添う。2ー』感想文
幸福映画ではいちばん興味深かったかもしれない。もしHSUの入塾(※認可下りてないので卒業しても大卒になりません)を考えている人がいたら一度見てみたらいいんじゃないですか。こういうことをやっている、ではなくこういうイメージを売ろうとしている、という点に着目して。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
幸福映画ではいちばん興味深かったかもしれない。もしHSUの入塾(※認可下りてないので卒業しても大卒になりません)を考えている人がいたら一度見てみたらいいんじゃないですか。こういうことをやっている、ではなくこういうイメージを売ろうとしている、という点に着目して。
こういう芸を楽しむ映画というのは邦画でまず見ないしわりと世界的にも絶滅危惧種っぽいので得した気分、なによりこないだ観た『死霊の盆踊り』効果もあって芸人っていいなぁのしあわせ感に浸れてたいへんよかった。
美術も撮影もすばらしい絵のオンパレード。その絵を通して素朴で慎ましい明日への希望をさらりと見せる。う~ん、世界の名作。
ポスター見てバッキバキにキマった映画にキマっていると思ってましたが観たら『ピューと吹く! ジャガー』みたいなゆる系の旅映画でした。おもしろかったです。
シリーズを1作目しか見てない俺みたいなオモチャ素人でも最大限楽しめるようにという細やかな職人的配慮がさすがディズニー/ピクサー、大量生産品のCGアニメなのにオーダーメイドのオモチャのような慎ましやかで親しみの湧く手触りがたいへんよかった。愛すべき小品。
白石和彌監督の映画は『孤狼の血』と『麻雀放浪記2020』を観てうわもうこれダメだわ俺この人の映画完全に合わねぇわって思っていたところなのでなんだおもしろいじゃん、っていうか『孤狼の血』より全然ヤクザ映画だし『麻雀放浪記2020』より断然ギャンブル映画じゃん!
観光名所あり遊園地ありカーニバルありオペラありのそしてもちろん思わぬ恋と出会いあり。謎の敵集団エレメンタルズと新ヒーローのミステリオのバトルも修学旅行の良いスパイス、あぁ楽しい修学旅行だった!ミステリオ大好き!
お誕生日スラッシャーといえば珍怪作『誕生日はもう来ない』ですが『ハーピー・デス・デイ』の方はお誕生日の夜に殺人鬼に殺された女子学生が何故か繰り返し繰り返しその日を朝からやり直す羽目になってしまう映画なので誕生日がめっちゃ来る。おもしろかった。
あまりの衝撃映画っぷりに上映時間の半分以上は笑える映画でもないのに顔が笑ってしまっていた。信じられないような光景に遭遇すると人って笑うんですね。もう笑うしかない。なんだかすごいぞ!
よくできた誠実な映画。実話系アメリカ映画によくある鼻白みがちなエンドロールのご本人映像も、こういう映画、こういう使い方なら微笑ましい。