愛せる映画『今さら言えない小さな秘密』感想文
好き。良い。めちゃくちゃ面白いとか超やべぇとかじゃなくて好きと良い。シンプルに好きになれる良い映画。敵を作らないやさしいおとぎ話の世界。殺伐とした世の中だからこういう映画に出会うと嬉しくなってしまうな。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
好き。良い。めちゃくちゃ面白いとか超やべぇとかじゃなくて好きと良い。シンプルに好きになれる良い映画。敵を作らないやさしいおとぎ話の世界。殺伐とした世の中だからこういう映画に出会うと嬉しくなってしまうな。
完璧。文句なし。100点花丸金一封。俺がアクション映画に求めるものの99.9%はここにあった。今年観たアクション映画で超ダントツでいちばんおもしろかったですね。シナリオの適当さもダントツだけどね!
拳銃!ムー!ラピュタとスカイフィッシュ!超面白そうだし面白いんですけど見終わるとなぜか心が無になった。ムーではなく。
あまりの衝撃映画っぷりに上映時間の半分以上は笑える映画でもないのに顔が笑ってしまっていた。信じられないような光景に遭遇すると人って笑うんですね。もう笑うしかない。なんだかすごいぞ!
主人公の実家のあるロングアイランドと女子スケボーチーム“スケートキッチン”が根城にしているマンハッタンの距離感が掴めなかったのでグーグルに聞くと熊谷から池袋ぐらいでした。郊外生活に嫌気が差して池袋に出入りするようになった埼玉の女子高生の話だったのか!違うけど最高!
まぁ人生たぶんなんとかなりますから大丈夫。10連休による給与減でメンタル崩壊の危機にあった非正規雇用の時給労働者としては少しだけ救われた気になる映画体験であった。
たいへん見応えがあったが体調が悪く偏頭痛の気配も感じ取ったため上映前に薬剤イン、結果、推定睡眠時間50分。あまり信用してほしくない感想文です。
普通のB級テロリストアクションじゃんと言われたら返す言葉は1つしかない。確かに普通のB級テロリストアクションかもしれないが、100点満点かつ実績を10個ぐらい達成した最高の普通の英国産B級テロリストアクションである。
遊園地、見世物(サーカス)、フリークス、孤独な悪役、色の乱舞、チャイルディッシュな悪意の発露…バートン映画的な要素がいっぱい。バートンこれで完全復活だ。
歌なんかゴキゲンに歌いながら緊張感と罪悪感ゼロで飄々とカルテルのシロモノを全米に蔓延させていく鬼畜爺イーストウッド。犯罪的脱力ですが、でもその脱力に切実なものが見え隠れして良いんだなこれが。