俺だって悪魔なんだぜ映画『ロード・オブ・カオス』感想文
思ったより笑える。思ったより切ない。思ったより残虐度低め。激しい残酷描写が一部ないわけではないので人によってひえ~かもしれませんが切ないひえ~なので不快感とかはないんじゃないかな。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
思ったより笑える。思ったより切ない。思ったより残虐度低め。激しい残酷描写が一部ないわけではないので人によってひえ~かもしれませんが切ないひえ~なので不快感とかはないんじゃないかな。
これあくまで俺の憶測なんですけど結論から言うと『ホムンクルス』事故った映画だと思います。事故映像が大好きな悪趣味諸君は必見!いやそういう事故じゃないんだが。
世の中を良い方向に変えるための理想や期待がかえって世の中を硬直させ人々の関係を悪化させがちな昨今であるし、この映画自体はそこまで話を広げないミニマムで私的な内容ではあるが、そこに込められたメッセージの射程は存外広かったように思う。
観てる間は超すげーやべーおもしれー韓国映画にも引けを取らない完成度ださいこーって思ってたんですけど数日経って今振り返るとなんか、結構そんなでもない。実はそこがこの映画の勘所なんじゃないかという感想。
こういう映画を今作っているからには作り手の人にも相応の意気込みとかはあるのだろうが結果的に東アジア反日武装戦線の輪郭をさっと描いただけで終わってしまった。
イーサン・ホーク・テスラを観るためだけでもいや、最悪、テスラの歌う「ルール・ザ・ワールド」を聞くためだけでも観て損はない映画だと思います。
アクションもすごいしギャグも笑えるし残酷シーンは気持ち悪いのでおもしろいとおもいます観ろ。この作品とか監督はのちのちすごいことになると思うんでリアタイで観ておくと一生の想い出です、たぶん。
深夜のダイナー、蛾の舞うトイレ、真冬の荒れ野で座り小便。どこが美しいんだという気もするが美しいんだよそれが。自由の美しさっつーものがそこにはあるんです。
これはある意味タブーに触れた超ネタバレなのだが『モンスターハンター』、チュートリアルです。104分のオープニングムービー+チュートリアル…!でもすごーいおもしろかったです。
いわゆる韓国ウェッサイ映画。このウェッサイは地理的な西部という意味ではなく東海岸と西海岸とか関東と関西とかそういうセンスの二項対立の片方としてご理解ください。