オーラル映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』感想文
去年ぐらいの映画だと思っていたらオリジナル版は2016年11月公開ということで観たのはもう3年前、細かいところなどは忘れてしまったしそのときに自分がどう観たのかも忘れてしまったのでブログに書いた当時の感想をプレイバックしつつ感想文。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
去年ぐらいの映画だと思っていたらオリジナル版は2016年11月公開ということで観たのはもう3年前、細かいところなどは忘れてしまったしそのときに自分がどう観たのかも忘れてしまったのでブログに書いた当時の感想をプレイバックしつつ感想文。
例年この時期になるとクリスマスホラーを一人でたくさん観て世間に文字の形をした血を吐きかける奇祭を執り行っているのですが今年も何か劇的な予定が入ることとかなかったので10本観て吐きました。
押せるボタンは押しておけ乗れるUFOには乗っておけな英国パンク精神でブリテン片田舎から宇宙まで飛び出す大冒険、その末の落語的オチ。センスの良い選曲もスピーディな展開も見事な笑えて泣ける超・とても・最高な・UFO映画でした!
活弁版の『ニュー・シネマ・パラダイス』みたいなシーンはグッときたしスラップスティックな笑いもつまらないわけではなかったけれども空気感で見せる擬古調の映画が好きではないからなぁ。
ものすごく呆れる。ものすごくバカなんじゃないかと思う。ものすごくどうしようもないと思うがしかし、しかし…ものすごく嫌いになれないし、ものすごく感心させられるところもある映画でもあった。少なくともあの殺人トリックは他に類を見ない。
マイケル・ベイのアクション映画なんてむずかしいところは一つもないはずなのに観終わって残るのは困惑ばかり。『アンパンマン』を読むつもりが気付いたら蛭子能収の漫画を読んでいたようなもの。謎が深い。
優等生すぎると思うがおもしろかった『クリスマス・キャロル』変奏曲。日本版予告編を見てからの鑑賞を推奨。
単独鑑賞推奨のしっとりドラマっぽく見えますがこれ大人数で観たら盛り上がる映画なんじゃないすかね。ヨハンソンとドライヴァーのどっちの結婚生活ストーリーに正当性があるかで朝まで生激論。
1年分の映画悪口が出たので来年はどんな酷い映画を観てもあんま悪く言ったりしないと思います。
シリーズ初の3DCGと聞けば良い意味で(?)不安しか感じないが中身は穏当、むしろ二十年ちょっとぐらい時代を遡った懐古&安パイ路線。随分こぢんまりしてしまったが面白いは面白い。