TPS的戦争映画『1917 命をかけた伝令』感想文
走ることはあらゆるアクションの基礎であるとか言ったり言わなかったりするが、人が走るだけでこんなに胸が躍ったのは久しぶりだし、カメラが切り取る世界をただ眺めているだけで感情が持って行かれてしまう戦争映画というのも久しぶり。傑作だと思うなこれは。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
走ることはあらゆるアクションの基礎であるとか言ったり言わなかったりするが、人が走るだけでこんなに胸が躍ったのは久しぶりだし、カメラが切り取る世界をただ眺めているだけで感情が持って行かれてしまう戦争映画というのも久しぶり。傑作だと思うなこれは。
障害者が主人公だからと過度に障害を前に出す必要もないと思うが、俺はね、障害者も健常者も変わらないよ! っていう強さ志向の「やさしさ」が、どうしても無神経で、個を押しつぶすものに見えて受け付けなかったんだよ。
映画界きっての武闘派監督テリー・ギリアム! 今日もどこかで人々の顰蹙を買っているギリアム監督の出身、宗教、トラブル歴などをまとめてみました! うるせぇくたばれトレブロ構文!(その3)
面白いか面白くないかで言えば面白かった。でもこの内容ならわざわざ手間掛けて記録映像に手加えるよりオリジナル作品として普通にフィクション映画で作っちゃえばよかったのにって思うし、フィクションの力ってそういうところにあるんじゃないすかねって風にも思いましたよ。
映画界きっての武闘派監督テリー・ギリアム! 今日もどこかで人々の顰蹙を買っているギリアム監督の出身、宗教、トラブル歴などをまとめてみました! うるせぇくたばれトレブロ構文!(その1)
衝撃。まさかこんな邦題の映画で主人公の先天性無痛無汗症設定が武器にならないとは…。アクション映画である以上に変種の難病映画にして映画賛歌。予想していたタイプの面白さとはだいぶ違ったが面白かったです。
去年ぐらいの映画だと思っていたらオリジナル版は2016年11月公開ということで観たのはもう3年前、細かいところなどは忘れてしまったしそのときに自分がどう観たのかも忘れてしまったのでブログに書いた当時の感想をプレイバックしつつ感想文。
今までのシリーズの完結編として落としどころはこれぐらいしかないよなぁっていう結末にちゃんと着地したんじゃないですか。着地のために面白さが犠牲になってたような気もしますけど、どうせどんな風に作っても叩かれるんだからこれでいいんだって思いますよ。ただ無臭。圧倒的に無臭。
裏社会のお仕事を終えたナタリー・バーンが貧乏ダイナーに入ってステンレスのナプキン入れを鏡代わりに額の血を拭う等々、金はないがノワールなディティールに抜かりのないB級ノワール・アクションの快作。
全編サスペンスフルで中だるみナシ。ジョエル・キナマンの男気も悪い奴の悪さも素敵な好編でした。さすが梅沢富美男推薦!