【ネッフリ】『アイリッシュマン』感想文(ネタバレたぶんナシ)

面白いは面白かったがしかし4時間弱もランタイムがあるのだし、こういう題材なのだから個人対個人の物語に終始するのではなくてもう少し大局を見たかったという気もする。

忠臣蔵嫌いの『決算! 忠臣蔵』感想文

討ち入りシーンのない忠臣蔵映画ですがこの大胆判断は討ち入りに集約される忠臣蔵ヒロイズムの無益を強調するためだったのかもしれない。忠臣蔵は興味ないですけどこういうのは好き。

無駄に絢爛映画『LORO(ローロ) 欲望のイタリア』感想文

権力の寓話というには現実の側が寓話的虚構に寄りすぎている昨今ですが、ベルルスコーニ時代の虚実入り乱れる政治内幕劇であると同時に、あちらでもこちらでもあるある感のある、たいへん刺激的でおもしろい権力の寓話であったとおもう。

幸福の映画『世界から希望が消えたなら。』感想文(ネタバレ含)

映画の背景に目を向ければ幸福映画でいちばん面白かったかもしれないが映画単体として面白いところはなかった。幸福の教祖神話映画『さらば青春、されど青春』のパラレル続編です。

【ネッフリ】『愛なき森で叫べ』感想文(ネタバレなし)

変に北九州監禁殺人事件の映画と言わず園子温の新作とだけ言ってくれればよかったのに。その思想を首肯することは全然できないけれど、それならもう少し素直に観れてたよ。もう少し、良い映画だなって思いながら

よかった感想『人間失格 太宰治と3人の女たち』

ニナミカの前作『Diner ダイナー』はそれはもう酸鼻を極める映画的大惨事だったのでうわぁもう『太宰治と3人の女たち』の方も絶対につまらない! たのしみ! と思っていたのに観たら普通に良い映画だったから立つ瀬がない。いや面白いのは良いことなのですが、面白くて悪い映画というのはないのですが…。

【ネッフリ】『マインドハンター(シーズン2)』感想その2(ネタバレあり)

シーズン1はさすがに開幕エピソードから気合いが入っていて檄渋かつゴージャスな映像のオンパレードでしたがシーズン2はそこらへん控えめでストーリーを見せることを優先。いやぁ面白かった。(2/2)

【ネッフリ】『マインドハンター(シーズン2)』感想その1(ネタバレあり)

シーズン1はさすがに開幕エピソードから気合いが入っていて檄渋かつゴージャスな映像のオンパレードでしたがシーズン2はそこらへん控えめでストーリーを見せることを優先。いやぁ面白かった。(1/2)