ディズニーの大冒険映画『ラーヤと龍の王国』感想文
ディズニーの近視眼的銭ゲバ的業界エコシステム破壊的自己中心的テメェ興行をナメてんのかよ的経営判断により泥をかぶった『ラーヤと龍の王国』ではあったが内容的には安定のディズニー映画で普通に面白かった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ディズニーの近視眼的銭ゲバ的業界エコシステム破壊的自己中心的テメェ興行をナメてんのかよ的経営判断により泥をかぶった『ラーヤと龍の王国』ではあったが内容的には安定のディズニー映画で普通に面白かった。
「あの藤原竜也に今度は爆弾が埋め込まれる…!」的な特報が面白かったし藤原竜也がでけぇ木箱を突き破って出てきて「連絡もできずにすいません!」って言う予告編も面白かったのでそういう面白いやつだとしか思えなかったわけですが…。
俺が15分ぐらい寝ている間にメルギブが死んでしまった! いや、死んだのかどうかもぶっちゃけよくわからないんだが…メルギブはその程度の活躍感だと思ってください。
バカそうに見えて存外毒の強い映画だ。この映画を観てコミックな人死にをスクリーン越しに楽しんでる君たちだって映画の中の人殺しゲームの観客と大して変わりゃしないんだよって、この作り手は皮肉ってるんだよ。
あんた大人なのに本当にこれでいいと思っているのかと言いたくなるが思っていると言われたら返す言葉がないのでこの監督、この映画は強い。強すぎる。敵わない。これはもうつまらないとしたら映画じゃなくてそう思う大人の方がつまらないということなのではないだろうか。
わりと疲れるしキッズ向けだがなんだかんだおもしろかったよ。どうぶつたちもまぁまぁかわいい。
笑えたらもうそれでいいんです。アクションかっこよかったらそれだけでいいんです。いわゆるナメてた奴が○○映画。この場合はナメてたオバハンがセガールだった的な感じです。いや~おもしろかったな!
なんか説教臭くてあんま面白くなかった。またかぁみたいなリベラル映画人の反省映画。
二度目の緊急事態宣言で街は感染爆発大パニック!…と思ったら全然パニック感なくて萎えましたから映画の中でパニックを体験することにします。俺激選のアマプラおすすめホラー、モンスターパニック編です。
いやはやまったく、エンタメ性と批評性とアート性が恐ろしく高い純度を保って融合した傑作であったよ。子供の側転で泣かせるのは反則!